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おおかみこどもの雨と雪 細田守 角川文庫

図書館の新刊本コーナーに並んでいて「そう言えば昨年ヒットした映画作品だったっけ」って事で手に取った。

細田守の本業は作家ではないので、過度な期待は禁物だと自分に言い聞かせて挑んだのだけど、どうにもこうにも受け入れ難い作品だった。

活字で読まずにアニメで観れば良かったと思う。

題名から想像出来るように、一人の女性が狼男との間に授かった子どもを育てる話だった。ちなみに夫は早々に死亡。母親一人の子育て奮闘記って感じ。

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おおかみこどもの雨と雪

大学生の花は、人間の姿で暮らす“おおかみおとこ”に恋をした。

ふたりは愛しあい、新しい命を授かる。“雪”と“雨”と名付けられた姉弟にはある秘密があった。人間とおおかみの両方の顔を持つ“おおかみこども”として生を受けたのだ。

都会の片隅でひっそりと暮らす4人だが、突然“おおかみおとこ”が死んでしまう。残された花は姉弟を連れて田舎町に移り住むことを決意する―。

アマゾンより引用

感想

「これは作り話だから細かいことは考えちゃ駄目」って理屈では分かっているのだけれどツッコミどころが多過ぎて、どうにもこうにも受け入れられなかった。

20歳そこそこで出来ちやった結婚。しかも出産は自宅で……とか。狼とのハーフの子を育てる苦労を感じながらも、勢い余って(?)2人目の子どもも作っちゃうとか。

人間じゃないから予防接種も検診も受けさせず、小学校に上がるまで保育園、幼稚園等の集団生活を受けさせずに育てるとか。

言っちゃあなんだが児童相談所に通報してもいいレベル。こどもはアクセサリーや癒しグッズではないのだ。

まぁ、それはそれとして。狼こどもを懸命に育てる母親の姿は良かったと思う。何かトラブルが起こった時、四苦八苦しながらも「どうにかしよう」と悪戦苦闘するところなんかには共感が持てた。

……とは言うものの小説としては稚拙だと思う。ラノベ的過ぎて親子の情愛を描くにはアッサリし過ぎて心に響かない。

アニメ映画だと映像の美しさだの、キャラクターの可愛らしさだので印象が変わってくるのだろうとは思うのだけど。

ノベライズ化するなら、本業の作家さんに頼んだ方が良かったのかも知れない。

読書的にはガッカリとしか言いようのない作品ではあったけれど、テレビでアニメ映画が放送されるような事があれば、比較する意味で観てみようかな……と思う。

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