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歯車 至福千年 堀田善衛 講談社文芸文庫

正直なところ、良さも悪さも分からなかった。私自身の読解力が乏しかったと言うべきなのだろうか……

「読書を楽しむ」と言うよりも、むしろ「教科書を読む」というノリでほとんど、やっつけ仕事で片付けてしまった1冊である。

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歯車 至福千年

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敗戦時、混乱を極めた上海を舞台に、時代に翻弄され、組織の非情なメカニズムにとらえられていく人間の姿を、著者自らの体験をもとに描破した「歯車」、教会的権威と民衆の知との対立を追った「メノッキオの話」、宗教的熱狂の意味を問う「至福千年」など、小説5篇に初期詩篇を併録。

歴史の中で自らの運命を背負いながら生きる個人を見つめ、戦後文学に新局面を切り拓いた堀田善衛の核心に迫る。

アマゾンより引用

感想

短編集だったのだが、イマイチ「ピンとくる作品」に恵まれなかった。

収録作の『メノッキオの話』は、ちょっと良いかも……と思った。

教会に反抗して投獄されてしまう男の話を書いた宗教色の強い作品。頑固な人というか、分からず屋タイプの人が好きなんだな。私は。

思考の深さから言うと表題作になっている『至福千年』の方がよほど良く出来た作品なのだと思ったけれど。

戦争をからめて「あの時代の生き方」を問うているようにも思えたけれど個人的な感想を言うならば、どんなに屁理屈を展開したとしても「そんな風にしか生きられない」タイプの人というのは、どこまで行っても「そんな風にしか生きられない」のだろうと思った。

そういう意味では、やや口はばったい作品だったのかも知れない。

最近、硬派な本から遠ざかっていたので、淡々とした文章とか、ちょっと堅い目の文章は、キツクなっていたのかも知れないなぁ……などと個人的に反省させられてしまった1冊だった。

文章慣れしたら読めるのかも知れない……と思ったりもするのだが果たして、どうなんだろう?

とりあえず堀田善衛は初チャレンジの作家さんだったので、もう1冊は読んでみたいなぁ……と思った1冊だった。

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白い木蓮の花の下で
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