読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

娘のランドセルをアフガニスタンに送ることにした。

娘のランドセルをアフガニスタンに送ることにした。

娘はこの春、小学校を卒業する。

小学校を卒業したら不要になる物が沢山出てくる。ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)とか、そろばんとか。いつ何時「持ってきなさい」と言われても困らないように倉庫でスタンバってる植木鉢と支柱のセットとか。

小学校を卒業したら不要になる物は色々あるけど、処遇に困る物の筆頭はランドセルだ。

私のランドセルは卒業後、数年くらい押入れで眠っていたけれど、何かのタイミングに捨ててしまった。昭和のランドセルって最近のランドセルと違って牛革でやたら重く、すぐに型くずれするし塗装はハゲるしで6年間使うとボロボロになった子が多いと思う。

ところが最近のランドセルはよく出来ていて、昭和のランドセルと較べると随分軽いし、型くずれもしないし、塗装もハゲない。

娘は女の子だから…ってこともあるだろうけど、もう1回小学校生活をやり直してもやっていけそうなくらい美しい姿で使われている。

ボロボロのランドセルなら捨てるにしても抵抗はないけど、美しいランドセルを捨てるのはもったいない。

最近はランドセルのリメイクが流行っていて、大きなランドセルの革を使ってミニチュアランドセルを作ったり、キーホルダーや財布や定期入れなどを作ってくれるサービスがある。

そんな訳で、娘が小学校を卒業したらランドセルはリメイクしようと思っていた。

ランドセルをリメイクしてくれる業者はたくさんあるので、どの業者が良いのか調べていたら「6年間使ったランドセルを海外に送る活動」があることを知った。

……と。親の私が勇み足で色々調べてしまった訳だけど、そもそもランドセルの所有者は娘なのだ。

まずは娘の意見を聞いてみようとて娘に相談したところ「じゃあ、寄付しちゃって」とアッサリした反応が返ってきて驚いた。娘の言い分はこんな感じ。

  • 誰かが自分のランドセルを使ってくれるの嬉しい。
  • そもそも私はランドセルに思い入れはない。
  • ……って言うかリメイクした小物は使わないと思う。
  • 使わないものは手元になくていい。

娘のドライさに驚かされたものの、冷静になって考えてみるとランドセルの革を加工して作るリメイクした小物を使おうとは思わないかも。

「ランドセルをリメイクして革小物作るとか素敵よね~」なんて親の自己満足だったのかも知れない。

……と言うことで、ランドセルをアフガニスタンに送る活動をしている『ランドセルは海を越えて』に参加することにした。

『ランドセルは海を越えて』はランドセルで使う合成皮革(クラリーノ)を作っている化学メーカーのクラレが行っている活動。

自宅から日本の拠点に送るまでの送料は実費が必要だけど、ランドセルをアフガニスタンへ送るための送料や付随する費用はすべてクラレが負担してくれる。

娘が使ったランドセルをアフガニスタンの子どもが使ってくれるだなんて、なんと言う浪漫!

アフガニスタンの多くはイスラエル教徒。しかも、いまだ「10歳以上の女の子に勉強の必要はない」と考えている人が多くて、女の子が勉強するのは難しいとのこと。是非、娘のランドセルを勉強に役立てて欲しい。

エンピツや消しゴム等、未使用の文房具もランドセルに入れておけば一緒にと届けてくれるとのこと。戴いたものの、使わなかったエンピツなどの文房具もあるので、ランドセルに入れて送るつもり。

  • 『ランドセルは海を越えて』公式サイトはこちらから

余談たけどランドセルを海外に送っている団体は沢山あるけれど、中には首を傾げるような団体もあるので「うちのランドセルも海外に寄付したい」と言う方は、しっかり事前リサーチすことをオススメしたい。

娘は意外とランドセルに思い入れがないようだけど、私は娘のランドセル姿が大好きだったので、ちょっぴり寂しい気持ちもある。

そしてアフガニスタンにランドセルを送るって、突き詰めて考えてみると自己満足の極みって感じ。

だけど自己自己満足の結果、アフガニスタンの子どもが嬉しい気持ちになるのなら、それはそれで素晴らしいことだと思う。

娘が卒業して、ランドセルを手放すまでに、ちゃんと写真を撮っておかねば!

娘の小学校卒業と中学校入学。楽しみが増えて嬉しく思う。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
日記
スポンサーリンク
白い木蓮の花の下で
タイトルとURLをコピーしました