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筋金入りのクレーマー。

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我が家はインターネットと電話とテレビをケーブルテレビに依存している。

私の住んでいる地域はテレビの移りが悪いのでケーブルテレビに加入している世帯が多い。

私達夫婦は結婚と同時に家を購入した。最初はケーブルテレビではなくeo光を検討していたのだけれど諸事情により工事が出来ず、ケーブルテレビに加入した。

そして数年後。eo光の営業マンがやって来た。「ケーブルテレビより固定費が安くなるので乗り換えてください」とのこと。

数年前に工事を断れた事を説明したところ「大丈夫です!問題ありません。出来ます!」とのことで乗り換えの話しを進めることに。しかし、ある段階で「ごんめんさい。工事出来ません。無理でした」と、またもや断られた。

工事が出来なかった原因は隣家からのクレームだった。

それから数年後。

またまたeo光の営業マンがやって来て「今度こそ大丈夫です」「工事が出来ない理由なんてみあたりません」自信満々。「3度目の正直。これで駄目なら2度と話に乗らない」と言うことで、乗り換えを進めてみることにした。

工事日の連絡を待っているある日のこと。

隣家の前に関西電力のクレーン車が停まっていて、玄関先で隣家が関西電力を前に派手なバトルを繰り広げていた。

ああ。私…この光景、これまでの人生で同じようなのを100回くらい見たことある。

100回なんて書くと「おおげさ過ぎじゃない?」と思うかも知れないけれど、私が今の家に引っ越してきて12年ちょい。年に10回弱そういう場面を見掛けたとしたら、100回になるよね…って話だ。

日記にも何度か書いているけれど、隣家は筋金入りのクレーマー。

我が家も「エアコンの室外機がうるさい」とのクレームを受け、大阪府の公害対策チームを巻き込んでの大騒ぎになった事がある。(最終的には穏便に隣家からご了承を戴いた)

隣家は四方八方、全方位にケンカをふっかけていくスタイル。私はすでに慣れっこになってしまっている。

我が家の光工事、本当に着工出来るのだろうか?

もしかして、あの関西電力のクレーン車は我が家に光を引くための外部工事だったのではなかろうか?

クレーマーの隣家は性質が悪いのは当然としても、工事会社もやり方が下手過ぎる。どうして事前に根回ししておかないのだろう?

四方八方、全方位にケンカをふっかけている隣家なのに、絶大なる信頼を寄せている業者が1社だけある。

そこの業者は根回しが上手い。隣家がクレーマーであることを把握していて、工事をする全日に丁寧過ぎるほど丁寧な挨拶をして隣家の気持ちをほぐしている。

ちなみに…関西電力のクレーン車御一行様は工事をする事が出来ずに帰っていった。

私がここまでクレーマーについて熱く思いを巡らせるのには理由がある。専業主婦になる前に働いていたのが工事会社だったので、ちょっとだけクレーム対応に携わっていた事があるのだ。

クレーマーも凄かったけど交渉のプロって本当に凄かった。当時一緒に仕事をしていたIさんだったら、隣家程度のクレーマーなら手のひらの上で転がすように説得してくれただろうに。

隣家の玄関先で雁首揃えてクレームを聞いている工事業者さん達は気の毒だとは思うけれど、やり方が下手過ぎて、傍で見ていてヤキモキしてしまう。

順調に進めば我が家は8月の中旬にはケーブルテレビからeo光に乗り換えている……と思う。「お願いだから隣家と上手いこと交渉してください」って気持ちで一杯だ。

無事にeo光に乗り換える事が出来たなら、またこの日記でご報告いたします。

追記
この日記をアップした午後。eo光から「予定していたルートが確保出来ず工事が出来ません。現在、別ルートから引けないか方法を考えております。当初、ご案内していた時期に工事する事が出来ませんが、しばらくお待ち下さい」との連絡がありました。やはり先日のクレーン車は光関連の工事だった模様。待てと言われれば待つけど、ちょっと無理な気がしてきた。→案の定無理でした。経緯はこちら
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日記
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