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図書準備室 田中慎弥 新潮社

本年度(2012年)の芥川賞受賞作家の作品って事で手にとってみた。

芥川賞、直木賞がらみで作品を選ぶと外すことが多いので、時期をズラして読むことが多いのだけど、記者会見での騒動で俄然興味が出てしまったので、早々に図書館で借りみた。

結論から書くと私は好きでないタイプの作品だった。

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図書準備室

なぜ30歳を過ぎても、私は働かず母の金で酒を飲んでいるのか。それはあの目に出会ってしまったから。

中学の古惨教師に告白させた生涯の罪を、虚無的に冷笑しつつ、不敵な価値転倒を企てる野心的表題作。

級友たちの生け贄として凄惨ないじめの標的にされた少年が、独自の「論理」を通じて生存の暗部に迫る、新潮新人賞受賞作「冷たい水の羊」を併録。気鋭の作家、鮮烈のデビュー作品集。

アマゾンより引用

感想

作者の田中慎弥は高校卒業後、進学も就職もせず家にいて本を読み、ひたすら小説を書いてきたとのこと。ひとことで言うなら「ニート」から小説家になったってところだろう。

小説を書く人間は碌でなしが多い。文豪と呼ばれるような人にも「人としてはどうだろう?」と思う人は沢山いる。

なので田中慎弥がニートであることは問題ない。作品が面白ければ、それが全てだ。

しかし、肝心の作品。いまいち面白くない。なんと言ったら良いのかなぁ…。ものすごく視野が狭くて、「厨二病こじらせてままオッサンになった人が小説書いてみました」って感じなのだ。

もし、現役の中学生が書いた作品なら、それなりに評価出来たのかも知れないけれど。

表題作も、収録されているもう1つの作品も、読むのが非常に辛かった。読みやすい訳でもなく、美しい訳でもない文章で、延々と言い訳のような愚痴のような話が続けられて、途中で嫌気がさしてしまった。

田中慎弥が言いたいことは分からなくもないけれど、そんな話は読みたくも無いし、興味も持てない。

ただ、この作品は初期の頃に書かれたらしく、芥川賞を受賞したのはこの作品のいくつか後に書かれている。

この作品以降に化けている可能性だってあるので「この作家さんは合わない。もう二度と読まない」と言うのは早計かも知れない。

なので、気が向いたらまた違う作品を読んでみようと思う。

今回の作品の印象が悪かったのでしばらく距離を置いて、また忘れた頃に別の作品に挑戦してみよえと思う。

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白い木蓮の花の下で
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