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映画『名探偵ピカチュウ』感想。

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黄金週間の10連休中に娘と『名探偵ピカチュウ』など。

私はポケモン世代ではないのだけれど、娘が幼児期にポケモンを熱愛していたので、ポケモン知識はそこそこある。

現在、11歳になる娘はポケモンを卒業しているけれども、今でもピカチュウの事は好きらしく、映画のテレビCMを観て行きたがっていたし、私も興味があったので観に行ってきた。

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名探偵ピカチュウ

名探偵ピカチュウ
Pokémon: Detective Pikachu
監督 ロブ・レターマン
脚本
  • ダン・ヘルナンデス
  • ベンジー・サミット
  • ロブ・レターマン
  • デレク・コノリー(英語版)
製作
  • メアリー・ペアレント
  • ケイル・ボイター
  • 片上秀長
  • ドン・マッゴーワン
出演者
  • ライアン・レイノルズ
  • ジャスティス・スミス(英語版)
  • キャスリン・ニュートン
  • スキ・ウォーターハウス
  • オマール・チャパーロ(英語版)
  • クリス・ギア(英語版)
  • 渡辺謙
  • ビル・ナイ
音楽 ヘンリー・ジャックマン
ザックリとこんな内容
  • 主人公はかつてポケモンのことが大好きな少年だったティム(現在は保険調査員)。
  • ティムの父は刑事で仕事の鬼。ティムはいつしか父とポケモンを、遠ざけるようになってしまった。
  • 大人になったティムのもと父が事故死したと言う知らせが届く。
  • ティムはかつて父の相棒だったと言うピカチュウと共に父が巻き込まれた事件の真相に迫る。

人によってはオススメしない

映画『名探偵ピカチュウ』はポケモンとどう関わってきたかで面白さが変わると思う。

とりあえず、少しでもポケモンを好きだった時期がある人にはオススメしたいけれど「ポケモン? 家族が好きだったから知ってるよ」くらいの人にはオススメしない。

あまり良くない言い方だけど「物語」としては、正直大したことない。

  • 父と子の確執
  • 父が巻き込まれた事件の真相

この2つがテーマなのだけど、ありがちと言えばありがちだし、描き方もそれなり…って感じ。悪くはないけど、良くもない。

ポケモンを愛でるための映画

『名探偵ピカチュウ』のオススメポイントはポケモン世界の再現度の素晴らしさ…これに尽きる。

ポケモンが好きな人なら思ったことはあるだろう「本当にポケモンがいたらいいのにな…」と言う夢の世界を見事に表現してくれている。

主人公のピカチュウの可愛さもそうだし、街にいるポケモンも自然にいるポケモンも「ああ…ポケモンってこんな感じだよね!」と思える愛らしさなのだ。

ヒトカゲ、フシギダネ、イーブイ、ゼニガメあたりの基本的なポケモンの可愛らしさは悶絶級。

「私もポケモンマスターになりたい…」とか、いい年した大人なのに本気で思ってしまったほどだ。

渡辺謙の無駄遣い

この作品の本当の主人公は人間ではなく、ポケモンだと思う。

だけど、何気に俳優陣が豪華で渡辺謙も出演している。

私…個人的に渡辺謙が好きなのだけど、この映画ほど渡辺謙を無駄遣いしている作品は珍しいと思う。最初にちょろりと出てきて、ほぼそれっ切りだった。

しかも、本気のちょい役だし!

渡辺謙がハリウッドスターとして認知されてからの映画で、ここまで惜しげもなく渡辺謙を使い捨てしている映画はある意味貴重だと思う。そういう意味でも妙に面白かった。

11歳の娘もご満悦

さて。『名探偵ピカチュウ』を観たいと言った11歳娘の感想。

「すっごく面白かった! やっぱりピカチュウ可愛い!」とたいそうご満悦。

小学生的には物語云々よりも「ポケモンがそばにいる」と言う設定が良かったみたい。それについては大人の私も全力で同意したい。

『名探偵ピカチュウ』は黄金週間に家族で観るには良い映画だったと思う。

現代の技術だからこそ再現出来たポケモン世界。

ポケモン好きの人にオススメのしたい楽しい映画だった。

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