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「ゆ」の作家

50音順の分類で「ゆ」に属する作家の作家の書いた本の感想です。

50音別作家一覧はこちら

作家名・作品名等で検索出来ます
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BUTTER 柚木麻子 新潮社

『BUTTER』は婚活殺人事件の木嶋佳苗をモデルとして書かれた小説とのこと。 大体的に売り出されていて、評判が良さげなので手に取ってみた。 首都圏連続不審死事件(木嶋佳苗の婚活殺人) 首都圏連続不審死事件と...

ワイルドスワン ユン・チアン 講談社文庫

長い、長い物語だった。祖母、母、娘と3代にわたる中国人女性達の物語。 ちょうどパール・バック『大地』の後に続く時代の話なのだが、中国の歴史が分からないと、いささか読み辛いかも知れない。 ちなみに私は四苦八苦して読んだ。 国...

少女地獄 夢野久作 角川文庫

妖しくも、淫靡な世界……というよりも、けだるく陰鬱な世界…といった印象を受けた。 夢野久作って作家さんは「その道の人」から絶大な支持を受けているようだが、なんとなく……分かるような気がする。 ただ、私が抱いたこの作品の印象は「耽...

夏の庭 湯本香樹実 文藝春秋

湯本香樹実って「年寄」を書くのが劇的に上手い。そして年寄と子供の関係も素敵だ。 『夏の庭』『ポプラの秋』『西日の秋』は年寄物三部作と名づけたいくらいだ。 主人公と「てこじい」の関係は素敵だったが、てこじいと母親の関係は、いまひと...

ポプラの秋 湯本香樹実 新潮文庫

ひとことで言うと「10代で読んでおきたかった作品」といった感じ。 よく出来た作品だとは思ったが私には「ぬるい」としか思えなかった。どれほど素晴らしい作品でも出会うタイミングを外すと感動のツボにはハマらない。 15~16歳の自分に...

ハドソン河の夕日 弓透子 邑書林

『ハドソン河の夕日』は表題作他2編からなる短篇集。表題作は芥川賞候補になるも受賞出来なかった作品。他の2編を含めて「外国で暮らす日本人」が登場する。 前回読んだ『老女さらい』が良かったので、弓透子の作品を続けて読んでみたけれど、『ハド...

老女さらい 弓透子 草葉書房

最近、本のアタリが滅法悪くて「駄目だ…本の神様に見放されてる」と憂鬱気味だったのだが、来たよ! 今年の読書生活を締めくくるに相応しい大当たりが。 聞いた事のない作家さんだし(後で調べてみたら芥川候補に挙がる作家さんだった)、よく知らな...

王妃の帰還 柚木麻子 実業之日本社

お嬢様系女子校内のとあるクラスでのグループ抗争の物語。 クラス内でのグループ抗争なんて、関わり合いのない人からすれば「だからどうした?」って話だと思うのだけど、学校と言う閉鎖空間で過ごしている人間にとっては一大事。 ましてや見栄...

嘆きの美女 柚木麻子 朝日新聞出版

『嘆きの美女』は引篭りニートの駄目ヒロインの成長物語。 主人公は「いかにも」なテンプレート的ヲタク女子。そして、そんなヲタクなヒロインが自他共に美女と認める女達の中に入ることで、劣等感を感じたり、彼女たちに刺激されたりすることで自分の...

終点あの子 柚木麻子 文藝春秋

「女子校」を舞台にした女子高生の青春を描いた物語だった。 ライトノベルでヒットした『マリア様が見てる』よりも大人向け。それでいて純文学未満ってところだろうか。好きな人は好きな世界だと思う。特に女子校出身者は。 終点あの子 プロ...

女学生の友 柳美里 文春文庫

柳美里というと、とかく私生活を切り売りしている作家と評されることが多いが私生活ネタではなくて、観察ネタの短編が2編収録されていた。退職老人と、援助交際を志す女子高生の話と、小学生が集団レイプをする話。 2編ともダーク系と言うか、後味の...
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