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"河野多恵子"

渇水 河林満 角川文庫

最近、貧困をテーマにした小説を読みガチだけど『渇水』は水道料金未払から水道停止をテーマにした短編小説。ものすごくリアルで...
日記

『ゴールデンカムイ』考察。タブー表現の挑戦とその是非とか色々。

黄金週間に野田サトルの『ゴールデンカムイ』を1話から最終話まで一気読みした。 私、ゴールデンカムイ』はアニメから入った勢...

影を歩く 小池昌代 方丈社

相変わらず切れっ切れの面白さだった。 以前『裁縫師』と言う作品を読んた時に「最盛期の小川洋子と河野多惠子を足して2で割っ...

エリザベスの友達 村田喜代子 新潮社

私はここ数年、村田喜代子を推しているのだけど、今回の作品は正直言ってよく分からなかった。 名作だと思うし、力作だとも思う...

ゼロ・アワー 中山可穂 朝日新聞出版

私にとって中山可穂は恋人のような存在だった。 長年読書をしていると必要以上に思い入れしてしまう作家が出てくるものだ。父的...

おしゃれと無縁に生きる 村上龍 幻冬舎

村上龍と言うと、かつては村上春樹と並んで「W村上」なんて呼ばれている大御所だけど、恥ずかしながら、作品は数冊しか読んだ事...

臍の緒は妙薬 河野多惠子 新潮文庫

表題作を含む7編からなる短編集。 河野多恵子はもう80代後半のはずなのだけど、創作に対する貪欲さに感心させられた。 短編...

思いがけないこと 河野多惠子 新潮社

非常にローテンションなエッセイ集だった。 河野多恵子の日常生活や、好きな作家(谷崎・三島・菊池)についての自論など。 何...