"梨木香歩"

もしかしたら、私は梨木香歩の作品と相性が悪いのかも知れないと思った。 『西の魔女が死んだ』を読んだ時は「これは素晴らしい...

「日本人っていいなぁ」と思わせてくれるような気持ちの良い読み物だった。 時は明治時代。貧乏文士が亡き親友の家の「家守」と...

時は1899年。トルコ政府の招聘によって考古学の研究にトルコに滞在している主人公（村田）の周囲に起こった物語。 なんとな...

これはちょっと肩透かしとしか言いようのない作品だった。 草壁皇子を描いたファンタスティックな小説で、私がもっとも苦手とす...

梨木香歩の作品は、そこそこ数を読んできたけれど、私は『エンジェル　エンジェル　エンジェル』が１番好きだ。 題名のイメージ...

『沼地のある森を抜けて』は今までにない不思議な雰囲気のある作品だった。 いしいしんじのような、薄井ゆうじのような。舞台は...

梨木香歩の作品は今のところ『西の魔女が死んだ』しか感想を書けていないのだけど、まぁそこそこに読んでいて、毎度のように「こ...

『西の魔女が死んだ』は、ちょいと前に、この日記の掲示板（現在、掲示板は閉鎖していす）で「生きると死ぬってなんですか？」と...

『ザリガニの鳴くところ』は2021年本屋大賞、翻訳部門受賞作で映画化もされている。翻訳小説は得意じゃなくて滅多に読まない...

壮大で高尚な雰囲気小説だった。佐藤洋二郎は初挑戦の作家さん。 図書館で表紙を見て気に入ったので、予備知識無しでジャケ借り...

私はＷＥＢ上で本の感想を書くようになって、けっこう長いのだけど地雷作家と言うか「感想が書き難い作家」がいる。 作家自身が...

なんだか掴みどころの無いフワフワした読み物だった。 題名の「をちこちさん」は感じで書くと「遠近さん」となる。主人公で一人...