読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

夫実家側の親子喧嘩続報。

記事内に広告が含まれています。

夫の実家が揉めている。喧嘩のキッカケは義母が自分勝手に退院してしまったこと。義兄&義姉はたいそうご立腹で「親子の縁を切る」「仕送りをストップする」「電話にも一切出ない」との大騒ぎ。

義兄&義姉が怒る気持ちは分からなくもない。義母は生まれてこの方、お金の苦労も節約もしたことがない。金銭感覚がルーズで月々の年金の他に子ども達から仕送りをもらって生活している。

じゃあ義母が「年金が少なくて子の仕送りを頼りに暮らしている慎ましい老人」と言うと、そうでもない。もらったらもらっただけ使っうタイプで貯金と言う概念が無いだけの話。

夫の実家は大変裕福な部類で家も大きい。大きな家…と言っても田舎の売れない土地ではなくて、いまだも新築の家が建設されるようなニュータウンの一軒家。持ち家なので家賃不要。売ればかなりの金額になるので「まぁ…最悪、義母が施設に入ることになっても家を売れば、義母が死ぬまでの費用は全部賄えるまかなえるよね」って感じではある。

それはそれとして。義母は子ども達からの仕送りが無いと生活が立ち行かなくなってしまう。私は嫁の立場なので義母の生活費や貯金のことは全く知らなかったので「義兄&義姉の仕送りが止まったら、どのくらいもちこたえられるのか?」ってことを確認したかったし、そもそも今回義母が勝手に退院してしまった経緯を知りたかったので、週末に1人で夫の実家に向かった。(この時期夫は超多忙で毎週休日出勤していた)

義母が言うには「インソール代を払うお金がなかったから退院した」とこのとだった。本当に手持ちが無かったそうな。

  • 入院するならお金多めに持っていくでしょ?
  • 大きい病院なら銀行付いてるのでは?
  • 子ども達が出してくれるでしょ?

…等、ツッコミどころは多過ぎる訳だけど、思うに義母は嘘をついている訳じゃない。

義母は単純にそういうところまで考えが至らなかったのだ。昔からお金にルーズな人だったし、加齢が進むにつれて出来ないことも増えている。今回のことは子ども達が先回りして「お金の支払いはこっちでするから」と言っておけば回避できた気がする。

そして「仕送りが止まったらどれくらい持つか?」との質問には「貯金もあるから、すぐに困ることはない。1ヶ月くらいなら大丈夫。年末年始は物入りだし光熱費も高くなるから難しい」とのこと。「マジか…たったの1ヶ月しか持たないのかよ?」と私が頭を抱えたのは言うまでもない。

ともかく他にも喧嘩についの聞き取りをした上で義母には「義兄も義姉も電話に出る気も無いみたいだから、ここは私に預けて黙って家にいてください。困ったことがあれば、夫か私に連絡してください」と言って帰宅した。

義兄&義姉は夫や私からの電話(義母についての話)も聞く耳を持たぬ様子だったので、義母の状況を説明したメールを書いて「私は口出しするつもりはないので、あとはご自身で判断なさってください」と締めくくった。

私のメールに対する返信はなかった。まぁ、普通に考えたら面倒くさいことを弟嫁に押し付けておいて失礼な話ではあるけれど、もうあとはちいかわのように「どうにでもなれ~」って気持ちだった。

そして先日。義母から喜びの電話が掛かってきた。「あのね白蓮さん。電話は掛かってこないし、私のからの電話にも出てくれないけど振込だけはあったのよ。白蓮さんのおかげ。ありがとう」と。

義兄&義姉の怒りが収まった訳ではなさそうだけど「仕送り停止する」ってことだけは折れてくれたみたい。とりあえず良かった。

この状態がいつまで続くのかは謎だけど、少なくとも私達夫婦は今までと同じスタンスで義母と向き合っていくつもりでいる。仕送りも定期訪問も今まで通り。年末の大掃除だってさせてもらうし、正月も訪問する。

義兄&義姉には「気持ちは分からなくもないけど、いいかげん大人になれよ」と言いたい。この状況ベストじゃないことは明確なのだから、とっとと気持ちに折り合いをつけて大人として行動して戴きたいものだ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
日記
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました