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映画『オーシャンズ8』感想。

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先日、金曜ロードショーで『オーシャンズ8』が放送されていたらしい。「らしい」と言うのは、テレビをチェックしておらず、後からTwitterで情報を知ったから。

見逃したのが残念過ぎだったので、TUTAYAでDVDを借りてきて視聴した。

これが大人の本気と言うものだ。

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オーシャンズ8

オーシャンズ8
Ocean’s Eight
監督 ゲイリー・ロス
脚本 ゲイリー・ロス
製作 スティーブン・ソダーバーグ
ジョージ・クルーニー
出演者 サンドラ・ブロック
ケイト・ブランシェット
アン・ハサウェイ
ミンディ・カリング
サラ・ポールソン
オークワフィナ
リアーナ
ヘレナ・ボナム=カーター
音楽 ダニエル・ペンバートン
公開 アメリカ合衆国の旗 2018年6月8日[2]
日本の旗 2018年8月10日[3]

あらすじ

舞台はアメリカ。今は亡き伝説的強盗ダニー・オーシャンの妹デビー・オーシャンが仮出所するところから物語がはじまる。

出所したデビーはかつての相棒のルーの元へ向かい、服役中に考え抜いた強盗計画を明す。それはそれは、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されるファッションの祭典、メットガラで1億5千万ドルのダイヤのネックレス、通称「トゥーサン」を盗むというもの。

ルーはデビーの計画に乗ることを決め、早速仲間を集める。デビーを含め、トゥーサン強奪のために集った仲間はデビー含めて7人。

  1. デビー・オーシャン(司令塔)
  2. ルー・ミラー(スカウトマン。デビーの右腕的)
  3. アミータ(ジュエリー職人)
  4. タミー(現在は主婦の盗品ディーラー)
  5. コンスタンス(中国系の凄腕スリ)
  6. ナインボール (ロシア人の天才ハッカー)
  7. ローズ・ワイル (ファッションデザイナー)

ちなみに『オーシャンズ8』なのに7人しかないのだが、ここにターゲットのダフネ・クルーガー(女優)を加えてオーシャンズ8の成立となる。(ダフネ・クルーガーが8人目に数えられる理由は後に明かされる)

数々のアクシデントを乗り越え、デビーたちはメットガラ当日を迎える。

とにかくキャラ作りが上手い!

『オーシャンズ8』は公開当時『オーシャンズ』シリーズ最高の興行成績を収めているけれど、その成功の6割はキャラ作りの巧みさだと思う。

ロシア人がハッカーに中国人のスリ。これは全世界共通のイメージなのだと思う。

とりあえずGoogleで『ロシア人 ハッカー』で検索してみて欲しい。ちょっと面白い事件や記事がわんさか出てくること請け合い。手先が起用だと言われている東洋人がスリとジュエリー職人に充てられているのも納得出来る。

「そんなの偏見と思い込みでしょ?」だなんて野暮なことは言いっこなし。

『オーシャンズ8』にだけでなく、オーシャンズシリーズはどれもこれも「大人の本気漫画」だと思って挑んで欲しい。ある意味バカバカしいのだけど、頭を空っぽにして楽しむには良い作品だと思う。

とにかく画面が豪華絢爛

『オーシャンズ8』の仕事の舞台はメトロポリタン美術館。それもファッションの祭典で世界的なダイヤモンドのネックレスを盗むと言うのだから、とにかく画面が豪華絢爛。

セクシーなドレスを纏った美女とお金持ちオーラを放つイケメンが「これでもか」ってほど登場するし、調度品も豪華。

ハリウッド映画でしか出来ない豪華な舞台設定を観るだけでも価値があると思う。

オーシャンズ8のメンバーの美人さも半端ない。ケイト・ウィンスレット、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム・カーター。美女の大安売り…って感じの布陣で、美女盛りを堪能させて戴いた。

チームで動く楽しさ

『オーシャンズ8』の面白さはチームプレイの面白さだと思う。

  • デビーは有能な司令塔。
  • ルーは冷静沈着なデビーの右腕。
  • ナインボールは裏方に徹してハッキングと監視。
  • アミータはそっくりにのダミーを制作し、盗んだ宝石を素早く細分化。
  • タミーは優れた適応力とコミュ力の高さで会場に潜入。
  • コンスタンスは超絶技巧でのスリ。
  • ローズは意外な大胆さと度胸でチームのピンチを回避。

誰かのピンチは別の誰かがちゃんとカバーしていくのだ。

1人1人がその道のプロだからこそ出来ることなのだけど、それぞれの特性が生きていて物語が小気味良く進んでいく。

1人1人が依存しあうのではなく、それぞれの仕事をキッチリこなしていく姿は『ルパン三世』の3人組、ルパン・次元・五右衛門の姿に似ている気がした。

もしかしたら続編があるのかも?

『オーシャンズ8』はオーシャンズシリーズの1作品。

本編にはオーシャンズシリーズに登場した別の人物も登場していて、オーシャンズシリーズのファンにはたまらない作りになっていた。

『オーシャンズ8』はなかなかの興行成績を残しているので「もしかしたら続編が作られるのかも知れないな」なんてことを思ったり。

デビーを演じたサンドラ・ブロックは「『オーシャンズ8』が興行的に成功したのであれば、『オーシャンズ9』の製作可能性はある」と言っているそうなので、もしかしたら本当にあるかも知れない。

……ド派手で豪華絢爛な女性だけのチームも良いじゃない!

続編が作られることを期待したい。

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