先日、撤去した娘の部屋のカーペットをごみ処理施設に持ち込みしてきた。
昨今はゴミを捨てるのにも手間とお金が半端なくかかる。私が子どもの頃は粗大ゴミは「粗大ゴミの日」があって、無料で引き取ってもらえたのだけど、今は粗大ゴミを処分してもらうのにもお金がかかる。
かかるのはお金だけではない。
担当部署に電話をかけて、予約番号を貰って指定さた日に粗大ゴミを出さなければらなない。
粗大ゴミの回収が空いているタイミングなら1週間程度で順番が廻ってくるけれど、タイミングが悪ければ相当待たされるのは覚悟しなければならない。
お金を払うのも嫌だし、時間がかかるのも嫌だ。今すぐスッキリしたいのに、家の片隅にずっと置いて置かなければならないなんて耐え難いことだ。
これまでは自力で分解出来る物なら、資源ゴミの袋に入るサイズまで解体して出していたのだけれど、カーペットは予想以上の難敵だった。カーペットって意外と丈夫に出来ていて、自分で切るとなると重労働。
そこで、考えたのが自分でごみ処理施設まで持ち込む方法。
私の住んでいる市では自分でごみを持ち込めば、半額以下の金額で粗大ゴミを処分する事が出来る。
個人のゴミの持ち込みは曜日が決まっていて、夫のいる土日はやっていないため、実家の車を借りて自力でカーペットを持ち込むことにした。
捨てる物はカーペットだけ…のはずだったのだけど、処分料は10キロ単位で決まっているし、せっかくのチャンスなので「車に詰めるだけ積んでやろう」と言うことで、ナマハゲのように家の中を「捨てるゴミねぇがぁぁぁ~」と探しまわった。
本気で探してみると意外とあるもので…
- 木製のスノコ
- 倉庫に入っていた端材
- キズだらけになった大きなホットプレート
上記の3つも一緒に持ち込むことにした。
木製スノコはセーターを洗って干すのに使っていたのだけれど、最近は網タイプの物を使っているので今は使用していない。
倉庫の端材は前の住人が置いていったもの。なんとなく捨てられないまま、倉庫の壁に立てかけていた。
ホットプレートは結婚した時にお祝いで戴いたのだけど、キズだらけになってテフロン加工がバゲている上に、ここ数年は使っていなかったので処分することにした。(大阪人だけど家族全員、お好み焼きはあんまり好きじゃない)
実家の車でごみ処理施設へ。自分で持ち込みをするのは初めてだっただけど、係の人は親切で、問題なく粗大ゴミを引き取ってもらう事が出来た。
家の中が気持ちスッキリして達成感半端ない!
それにしても。私はこれから先の人生で、あと何回ゴミを処分したり、模様替えしたり、大掛かりな片付けをしなければならないのだろう?
とりあえず、娘が小学校を卒業して中学にはいるタイミングで娘の部屋のレイアウトを変える必要がある。今の状態では制服をかける場所がないのだ。
生きていく限り片付け作業は終わらない。
「物が多いから捨てなきゃいけないんでしょ?」と言ってしまえばそれまでだけど、1人暮らしならいざ知らず、子育て世帯でミニマリストとかどう考えても無理過ぎる。
なんだか定期的に片付けばかりしてるい気がするけれど、本当の事を言うと片付けなんて好きじゃない。
出来ることなら、もっと身軽に生きたいと強く思う。