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娘、気がついてしまう。

この夏休み。娘はある事実に気がついてしまった。

「お母さん。私、絶望的に絵が下手で嫌になっちゃう」

実のところ。母は娘の幼児期から分かっていた。娘は夫に似て絶望的に手先が不器用な上、美術系のセンスが皆無だった事を。しかし赤ちゃん時代から家で暇があれば工作をしたり、料理をしたりしていたのと工作イベントや講座に連れ回していた為、積み上げてきた経験値の貯金効果で平均レベルを保っていた。娘も「これ、上手に出来たでしょ?」と大得意で作品を見せてくれていて、家にも作品を飾っていた。

私と夫は娘の作った物に対しては大絶賛していたため、娘は最近まで「私は工作も絵も得意なんだ」と思い込んでいた。

しかし娘も小学4年生。この年頃になるとヲタク気質のある女子は漫画の模写をはじめるのでイラスト力が勢い良く上がっていく。そして学校の授業もデッサン等、写実的な物が求められたり、色彩感覚やセンスを問われる課題が増えてくる。娘はついに「もしかして私の絵…下手過ぎ?」と言う事実に気がついてしまったらしい。そう言えば4年生になってからは家で暇な時間に「お絵かき」をしなくなっていた。

残念だけど学校の教科で言うところの「副教科」はどうしても持って生まれた素質が左右してくる。私は副教科の音楽・美術系・書道で困った事はなかったけれど、体育はどうしようもないレベルで駄目だった。夫は体育・音楽は人並みだったものの、美術系はからきし駄目。娘は完全に夫の遺伝子を引き継いでいる。

娘には「副教科が出来ないなんて人生において些細なことだ」って事を言い聞かせた。私は体育が絶望的に苦手だけど、人生レベルで考えるとどうって事はない。そして娘には他に得意な事が沢山あるのだから、そちらを伸ばしていけば良いのだとも伝えた。実際、親がどうのこうの言わなくても子どもし自分の好きな事を見つけているし、既になんとなくそう言う方向に進んでいるな…と言う実感がある。

娘が言うには「夏休みの工作講座なんかに行って工作するのは楽しいから好き」とのこと。歌を歌ったり楽器を弾けなくても音楽を楽しむ事は出来るし、絵を描くことが出来なくても絵を鑑賞する事は出来る。娘の場合「上手にする」とか「学校で褒めてもらえる物を作る」とかは無理でも、人生を豊かにするものとして芸術に親しんで欲しいな…と思う。

それにしても。娘が自分と他人を較べて自分の位置を知るようになったのは良いことだと思う反面、今までのように無邪気に絵を描いたり、工作したり、作った物を飾ったりしなくなるのは少し寂しい。寂しいけれど、これも子どもの成長なのだろうな…と思う。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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