先日、娘と『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』を観に行ってきた。
娘とドラえもんの映画を観るのはこれで3本目。もう春の恒例行事になっている。
今年は他にも娘が観ていたアニメの映画化があったのだけど、娘は「ドラえもんの方が面白いと思うから」とドラえもんを選んだ。娘の選択は間違っていなかったと思う。
『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』はドラえもんのリメイク映画の中では最高傑作だとの評判だけど、それについては私も同意。
今回の監督は八鍬新之介。娘と初めて見た『新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』の監督でもある。たぶん、私はこの監督と相性が良いのだと思う。恥ずかしながら泣かされた。大人も子どもも楽しめる日本のアニメ映画は素晴らしいと思う。
思えば…昨年は娘とかなりの本数の映画を観に行った。
自分でチケットを買ったものもあれば、こども文化センターの映画会で観たものも多い。娘が赤ちゃんから幼児期は映画を観に行きたくてたまらなかった。
当時は映画を観るとなると、娘が寝た後に夫とDVDを観るのが関の山。しかも夜は娘の相手で体力を使いきってしまっている事が多く、面白い映画を観ている最中でも寝てしまう始末。
なので、当時の私は「映画館で映画を観る」と言う事に恋焦がれていた。
娘と初めて観に行った映画は『プリキュア』だった。
『プリキュア』を映画館で観た事をキッカケに、娘は少しずつ「集中して長い物語を観る」ことに慣れてきた。今では吹き替え版ならアニメ映画でなくても楽しんで観る事が出来る。「映画館で映画を観たい」と切望していた頃を思えば夢のような状況だ。
次の目標はアニメ映画からの卒業。私はアニメ好きなのでアニメ映画を否定する訳ではなくて、他の映画にも興味を持つようになって欲しい…と言う意味で。
そして私の最終的な目標は、娘と一緒に宝塚歌劇と劇団☆新感線の芝居を観に行くこと。流石にこれは、まだまだ難しいけれど、あと5年もすれば大丈夫じゃないかなぁ……と期待している。
黄金週間ありで娘が観るのに調度良い映画があれば行きたいけれど、次に娘と映画に行くのは夏休みになると思う。娘と良い映画に出会えるよう期待したい。