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職場の忘年会を断った話。

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私。独身時代からアルコールは好きだけど職場の飲み会が嫌いで「職場の飲み会なんて滅んでしまえばいい」と思っていた。

しかし私は昭和の価値観の中で育ってきたので「会社の飲み会も仕事のうち」と言う考えに囚われていたので、令和の若者のように「飲み会には行かない主義です」とは言えず、若い頃からずっと職場の飲み会には粛々と参加してきた。

そして時代は移りコロナ禍に突入。「多人数での飲食は自粛しましょう」の流れは職場の飲み会嫌い人間には最高だった。コロナが5類に以降してからも、私の職場はその特性上飲み会解禁には至らずノンストレスな生活を送ってきたのだが…ついに飲み会が解禁されてしまったのだ。

年末はリハビリ&保育部門の女子会が決定。年始には全職員での新年会が予定されているとこのと。

今までの私なら参加していたと思うのだけど自問自答した結果「行かない」ことを決意した。流石に「行きたくないです」とは言えなかったので「その日は夫も忘年会で娘1人にはできないので参加しません」と断った。新年会についても適当な理由をこじつけて断ろうと思っている。

好きでもない人間と5000円ほど払って大して美味しくもない居酒屋料理を食べながら、これまた大して美味しくもない飲み放題メニューのアルコールを飲むなんて誰得なんだろう?

宝塚歌劇の8500円のチケット代は惜しくないけど、気乗りしない職場の飲み会に出す5000円はモッタイナイと思ってしまう。

自分でも気付いているけれど、私…年を重ねるごとにワガママになっている。自分の気持ちに正直になっている…と言い換えても良いのかみも知れない。

宝塚で『ベルサイユのばら』の公演があると知った時に「今回の『ベルサイユのばら』を逃したら次は観られないかも知れない」と思って本気でチケット取りに行ったけど、50代になってから「これから先の人生は自分の好きなことして生きていきたい」って気持ちが強くなった。

もちろん嫌な仕事だってするし、親の介護をする覚悟だってある。だけど「人として絶対にやらねばならないこと」でないのであれば、やりたくない事はやりたくない。

職場の飲み会にはもう行かない。例えば…だけど気の合う相手から2人きり(もしくは少人数)で飲むなりランチなりしましょう…って話であればOKする可能性はあるけれど。

我慢したところで誰も褒めてくれないのだ。だったら我慢なんてしない。私は私の好きなように生きていく。とりあえず職場の飲み会にはもう行かない。