読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

夫の元同僚の話。

記事内に広告が含まれています。

土曜日。夫の前の職場の同僚が遊びに来てくれた。

夫の前の会社は民事再生で事実上倒産している。元同僚は夫の後輩にあたる人で、今は事業譲渡先の企業で働いている。夫が転職してからはまったく連絡を取っていなかったらしいのだけど、つい先日フェイスブックを通じて連絡があったらしい。

たまたま我が家から2駅向こうに住んでいて「じゃあ、遊びにおいでよ」と言うことになったようだ。

お客様を招く……と言うことで土曜日のお昼はホットプレートを出して鉄板焼きにした。私にとっては初対面の人だし、夫の話っぷりからすると「どちらかと言うと社交的でないタイプ」のような気がしたので、焼きながら食べたら間が持つかな……と。

結果……それでも盛り上がらず、けっこう厳しかった。

夫が言うには「大丈夫。彼は十分に楽しんでたと思う」とのこと。

私も働いている頃は技術者の多い職場だったので、まぁなんとなく分からなくもない。ひと言で言えば人と接するのが得意じゃないタイプなのだと思う。美味しそうに飲んだり食べたりしてくれていたので良かったのかな……とは思う。

それはそれとして。

夫は久しぶりに会った後輩が様変わりしていた事に驚いていた。ストレスから1年で激太りしていたらしい。

身体の調子(心身共)も良くないらしく病院にも通っているとのこと。転職活動中らしく「いっそ職種を変えようかと思ってまして……」とのこと。それがなんと営業職と言うのだ。

彼は根っからの技術者タイプて素人目に見ても営業なんて無理過ぎる。夫は「どうせ受かりっこないだろうし、まぁちょっと様子見ながら改めて話する機会作るわ」と言ってた。

夫は転職して1年と少し。転職したからって仕事が楽になった訳ではないけれど、夫の後輩の様子を見ていたらあの時、夫は決断していて良かったのだと再認識した。

事業譲渡先の会社からは、色々と口当たりの良い事を言われていたけれど、1年経過して年俸は3万円しか上がらなかったそうな。

そもそも事業譲渡先に雇用してもらった時は前の会社と同条件の年収で……と言うことだった。ボーナスゼロで残業代もまともに出ない状態での年収がそのまま年俸になったのだ。1年経って年俸が3万円上がったとしても喜べるはずもない。

夫の後輩とは初対面だったけれど、なんだか危なっかしくて心配になってしまった。働いてお金を稼ぐのも大切だけど「命あっての物種」だと思う。まず心身共元気を取り戻して欲しいと心から思う。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
日記
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました