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文化財への油まき事件。

最近、文化財へ油がまかれる事件が続いている。寺社仏閣好きとしては腹立たしい事この上ない。

「外国人の犯行ではないだろうか?」とか「愉快犯だろかう?」といった様々な憶測が飛び交う中、ツイッターで「アジア諸国では仏像などに香油を掛ける祈りの形式がある。

そのような習慣の人が悪意無しに行ったのではないか」と言う内容のツイートが流れてきた。しかもけっこうな数のリツイートがされていた。「そういう可能性もあるかも知れないな」と思ってしまう人がいるかも知れないけれど、どう考えてもその可能性は限りなくゼロに近い。

100歩譲ったところで「連続して続いている事件のうちの1件くらいはそう言う理由でまいた人がいたのかも知れない」というレベル。

油をまかれた寺社仏閣を見てみると、東寺や東大寺といったメジャーなお寺が多いのだけど、日本人観光客でも滅多に行かないようなマイナー系のお寺が多数含まれている。

「何度も行ってるけど外国人参拝客なんて1度も見たことない」と言うようなお寺もあれば「研究者や学生さんでも無い限り、そんな辺鄙な場所にわざわざ行かないでしょ」というお寺が多いのだ。日本文化に興味があって、わざわざ辺鄙な場所に出向くような人が、日本のお寺のマナーを知らないとは思えない。

テレビでは防犯ビデオで監視強化をしているお寺の様子が報道されていたけれど、被害に合ったお寺の中には「防犯? なにそれ美味しいの?」レベルのお寺が含まれている。

お寺って文化財であると同時に宗教施設でもあるので基本的に「誰でもウェルカム」。観光地の有名なお寺だと入り口で拝観料が必要だが、マイナー系のお寺だと「いつでもどなたでもご自由に入れます。本殿とか宝物殿に入る時は拝観料を戴きます」というようなシステムを取っているところも少なくはない。だからこそ狙われてしまうのだろう。

私はこの一連の事件には間違いなく「悪意」があると思っている犯人が外国人か日本人かは分からないけれど「日本の宝……世界の宝に何してくれるんだ!」と憤りを禁じ得ない。

娘と夕方のニュースを観ていて「酷いことするね」と話し合っていて「Y(娘の名)は、お寺の地下みたいなところに潜ってお参りしたの覚えている? あのお寺も被害に合ってるみたいよ」と告げると、娘もいたく憤っていた。

ニュースでは「警戒するよう呼びかけています」と言っていたけれど、お寺を完璧にガードするなんて不可能としか思えない。一刻も早く犯人を逮捕して欲しいと願うばかりだ。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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