読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

駐車違反の思い出。

記事内に広告が含まれています。

大相撲の大砂嵐が追突事故と無免許運転で書類送検されたとのこと。

私は相撲に興味が無いので大砂嵐がどんな人なのかは全く知らないのだけど「自分ではなく妻がやった。私は身代わりになった」と言う主張を聞いて、自分自身の事を思い出してしまった。

私は基本的に車の運転は好きじゃないけれど20歳の時に免許を取って、遠出こそしないけれど近辺を走るには不自由しない程度には運転する事が出来る。

私の運転免許は家族の為に取得したと言っても過言ではない。独身時代はもっぱら両親の運転手として使われていた。

20年以上運転している訳だけど、その間何度か交通違反は経験している。やらかしたのは一方通行逆走と駐車違反。

一方通行逆走については完全に自分ミスで標識を見落としていた。駐車違反については言い訳のしようもない。ダメだと分かっていたけれど、実母の病院送迎の時に停める場所がどこにもなくてやってしまった事がある。確か免許証を取ってすぐの事だった。

当然ながら警察署に手続きをしに行った。

罰金の手続きをすればすぐに解放してくれるとばかり思っていたら「あんたがやったんじゃないだろ? 正直に言いなさい。きっと色々あるんだろうけど、それは良くないことだからね」と、意味の分からない事を追求されて泣きそうになったのを記憶している。

当時はまだ運転免許証を取ったばかりで分からなかったのだけど、今なら分かる。その時、運転していたのは父の車だった。

若い女性が運転するような車種ではなかったため「誰かの身代わりで出頭した」と思われたのだ。

その時は事情を説明してどうにか解放してもらった。

警察官は最後まで納得していなかったようだけど、本当に私がやったのだから「本当のことを言いなさい」と言われても他に言いいようなんて無いのだ。

大砂嵐の件、妻が相撲取りの夫の代わりに罪をかぶる事があったとしても「夫が妻の代わりに罪をかぶる」なんて事はあり得ない。よくも、いけしゃあしゃあと嘘をつくものだと呆れて物が言えない。

それはそれとして。世の中には「誰かに代わりに罪をかぶる」って事はけっこうあるのだろうなぁ。特に交通違反関係。

今はあちこちに防犯カメラが付いているので、身代わりになるのは昔より難しくなっているとは思うのだけど、私の知らないところでは色々あるのかな…なんて事を思ったりした。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
日記
スポンサーリンク