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映画『嘘八百 京町ロワイヤル』感想。

3.5

『嘘八百 京町ロワイヤル』2020年に公開された日本映画。どちらかと言うとコメディ寄りの作品。アマゾンプライムで配信されていたので気楽に観てみた。

『嘘八百 京町ロワイヤル』は『嘘八百』の続編とのこと。

私は本編は未履修の状態で観たけれど、楽しめることが出来たので、本編は未履修でも気負わず観ていただいてOKだと強く主張したい。

コメディ寄りの作品なので気負わず、気楽に観るが吉。

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嘘八百 京町ロワイヤル

嘘八百 京町ロワイヤル
監督武正晴
出演者中井貴一 佐々木蔵之介 広末涼子 友近
森川葵 山田裕貴 坂田利夫 前野朋哉
木下ほうか 宇野祥平 塚地武雅
音楽富貴晴美
主題歌クレイジーケンバンド 『門松』
公開日本の旗 2020年1月31日

ざっくりとこんな内容

かつて腕利きの陶芸家・野田佐輔と組んで贋物仕事で大勝負に挑んだ小池則夫は今は堺を離れ京都で小さな古美術店を営んでいた。

ある日、 小池の店である「古美術 獺」に、テレビの取材入る。それはアイドル陶芸家の陶芸と鑑定家の億野万蔵と、古美術店“嵐山堂”の二代目当主嵐山直矢が、お宝を鑑定する番組で小池は陶芸家野田佐輔が作った茶碗を出すが鑑定結果は「5000円」だった。

陶芸家、野田佐輔は、個展での商談の場でこのテレビを見ていたが、商談相手は「偽物を掴まされては」と逃げてしまう。さらに個展のオーナーからは、テレビでケチがついたから、と個展の終了ほ告げられる。

その後も、野田はせっかくお客だと思った人からは贋作制作を依頼されてしまう。実は野田は以前、その腕を買われ贋作を作っていたのだが、ある事件をきっかけにもう贋作は作らないと心に誓っていたのだった。

そんな中、父の形見である幻の茶器を騙し取られたという謎の京美人が小池の店に相談に訪れる。正義感と下心に突き動かされた小池は野田に話を持ち掛け、一世一代の贋作作戦に乗り出すのだった。

野田のいきつけの居酒屋では、かつての贋作仲間が集まっていた。

野田に加え、警察の筆跡鑑定をもくぐり抜ける達筆のマスター、紙に詳しい表具屋のよっちゃん、どんな箱でも作ってみせる材木屋…。

小池と野田は謎の着物美人のために一肌脱ごうと奮闘するのだが……

古美術と贋作の世界

『嘘八百 京町ロワイヤル』は京都を舞台にした古美術と贋作がテーマの物語だけど、焼き物が好きだったり『開運!なんでも鑑定団 』なんかが好きな人なら楽しめると思う。古田織部が主人公の漫画『へうげもの』が好きな人にもオススメしたい。

私自身は焼き物とかサッパリ分からないのだけど、子どもの頃に茶道を習っていたことがあるので、知識欲を満たしてくれる…って意味で楽しかった。

役者が濃くて楽しい!

『嘘八百 京町ロワイヤル』はとにかく役者が濃くて楽しかった!

中井貴一と佐々木蔵之介がイイ男系なのもそうだけど、広末涼子の美人っぷり、脇役達のキレっぷり、どれを取っても文句ない出来栄え。舞台が京都と言うこともあって、ちゃんと関西弁が使える友近や坂田利夫を起用しているのも良かった。

ちなみに。悪い意味で話題になった木下ほうかも出演している。木下ほうかのセクハラ事件については許し難いところだけれど、作品に罪はない…ってことでひとつ。

それにしても中井貴一と佐々木蔵之介は「ちょっと情けないイケメン」を演じさせたら最高に良いなぁ。イケメンだけど、どこか抜けていて情けない。その情けない感が人間らしくてホント好き。

広末涼子も峰不二子的ポジションを綺麗に演じ切っていて、どの役者さんも好演していた。

頭を空っぽにして楽しめた

『嘘八百 京町ロワイヤル』は「悪質な古物商を成敗する」って感じの話ではあるけれど、そうは言ってもやってる事は詐欺でしかない。言うなれば「ルパン三世は面白いけど泥棒なのでは?」ってところが気にならない人にしか視聴をオススメできない。

「細けぇこたぁイイんだよ」の心で観て戴きたい。

騙したり、騙されたり、痛い目にあったり…みたいな話が好きな人は楽しめること請け合い。テンポが良いので退屈することなく楽しめた。

頭を空っぽにして気楽に楽しめた…って意味では大満足。休日の午後にお菓子を食べながら…とか、金曜の夜にビール片手に観るのに最適な作品だと思う。

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白い木蓮の花の下で
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