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自分から声を掛けてコミュニケーションを取る。

私はどちらかと言うと積極的に人とコミュニケーションを取るのが苦手だし、そもそも好きじゃない。

たぶん他人から見た私は「いい人」だと思う。

攻撃的でもないし、そこそこ愛想も良い。だけど自分から積極的に人に話かけていこうなんて気持ちはさらさら無くて完全に受け身。だからと言って「まっちゃん」なのかと言うとそうでもなくて、1人で行動することに問題を感じていないので、わざわざ自分から行かない…ってスタンス。

でも先日「自分から声を掛けるって必要だな」と痛感する出来事があった。

娘のクラスメイトが登校してこないとのことで、娘も私も心配していた。その子と同じクラスになるのは初めてだったけれど、幼い頃からの公園友達で親同士はそこそこ仲が良い。

ただ彼女の母はイマドキめずらしく「スマホを持たない主義」なので、連絡を取る時は家に電話するしかない。メールやライン(私は他人とラインしない主義だけど)なら気軽に聞けることでも「わざわざ家に電話をかける」となると、ちょっと重い。

親同士、子どもが小さい頃は公園等でおしゃべりをしたし、小学校の頃は互いの家に子どもが行き来して遊んだりもした。しかし、子どもの成長と共に話をする機会がなくなって、たまに学校やスーパーで会った時に近況報告をする程度の仲。

中学生が1週間以上学校を休むというのはけっこうな一大事。

このご時世なので「コロナ?」とも思ったけれど、クラス内で感染者が出たら連絡があるので、その線はない。そして入院等の場合は「担任から○○さんが入院しました」的な話があるので、その線もない。

「こんなに長く休んでいるのに先生は何も言わないから気になるんだよね」と娘。

娘の友達は気の弱い真面目系女子。小学校時代は不登校にこそならなかったけれど、ボス的な女の子から目をつけられて「学校行きたくない」みたいなこともあったような子。

「もしかして…不登校とか?」と気になったものの「わざわざ電話をかけて聞くのはどうだろう?」と、ずっと躊躇っていた。

人によっては「気にかけてくれてありがとう」って思うかも知れないけれど「そっとしておいて欲しい」と考える人もいると思う。だけど親子して、そこそこ仲が良い相手なので知らん顔するのも非人情な気もする。

……と。そうこうするうちに、その子の欠席は続き、ついに2週間学校に来ないという自体に発展。

「彼女の母はきっと気にかけることを嬉しいと思うタイプだろう」と勝手に判断して電話をしてみることにした。

結果……こちらから電話をかけたのは正解だった。

長期間の欠席の理由は「家族がコロナに感染して濃厚接触者になったから」というものだった。ちなもに感染したご家族はホテル療養で回復して帰宅したとのこと。

同じクラスに感染者が出たら学級閉鎖的なことになるので違うだろうと思っていたけど「濃厚接触者」だとプライバシーの問題から、欠席の理由は伏せられるらしい。その可能性についてはまったく想像していなかったので、妙な心配をしてしまった…って訳だ。

彼女の母も彼女と同様に濃厚接触者なので誰にも会えずおしゃべりに飢えていたらしい。たくさん話を聞かせてもらった。

濃厚接触者の縛りも解除され、週明けから登校出来るとのこと。家族全員ストレスが溜まっているとお見受けしたので、甘いものを買って差し入れさせてもらった。

私は自分から声を掛けるのが大の苦手だけど、これからはもっと自分から声を掛けていこうと思った。よくよく考えてみれば、人が自分のことを気にかけてくれて嫌な気持ちになる人は少ないだろう。

もし、それを「嫌だ」と思うような人なら、それ以降の付き合い方を考えれは良いだけの話。

そう言えば最近読んだ本に「ほとんどの人は自分から他人に声をか掛けるのが苦手。だから声を掛けてくれた人に好意を持ちやすい傾向にある」と書いてあった。「自分から声を掛けるのが苦手」なのは私だけかと思っていたけど、どうやらそうではないらしい。

今回だって、グズグズ悩まずに自分からサッサと連絡していたら、買い物とかお手伝い出来ることがあったのになぁ。

これからは意識して「自分から声を掛ける」を実践していこうと決意した。

 

 

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