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お餅を愛する人達の気持ち。

この年末は夫の関係で餅つきにお呼ばれした。

餅つきにお呼ばれしたものの、我が家はお餅が大好き…って訳じゃない。

「お雑煮はリストラしてしまったし、お餅を沢山戴いても、数日は物珍しさが手伝って、お鍋に入れたり、焼いて食べてみたるするものの最終的に「お正月のお餅」は毎年持て余すことにする。

お餅つきで戴いた大量のお餅は実家だの、お餅が好きだと言う人のいる近所のお宅などに配り歩いた。

お餅が好きな人達にお餅を配って驚いたのは「お餅つきのお餅なんだけど…」と持っていくと、予想以上にに喜ばれるってことだった。

そして、お餅がまだ柔らかいことを知ると「あ。まだ柔らかいんだ。これから、このまま戴くね」と、何もつけずにお餅を食べるってことにも驚かされた。

お餅つきの時、夫はつきたてのお餅をもらって、醤油もきな粉もつけずに食べていた。「つきたての餅はそのまま食べるのが1番美味いんだ」と夫。夫も子どもの頃にお餅つきを経験しているので、つきたてのお餅の美味しさを知っていたのだ。

私も子どもの頃にお餅つきを経験しているけし、つきたてのお餅をそのまま食べたこともあるけれど「つきたてのお餅はそのまま食べるのか1番美味しい」とは思えなくて、夫のことを「変わった人だなぁ」と思っていた。

しかし、お餅を配った先の人達(3人)が口を揃えて「今から何もつけずに食べる」と宣言したのを聞いて「お餅を愛する人達って、つきたてのお餅は何もつけずに食べるんだ」って事を知った。

私にはそこまでお餅の美味しさを理解することが出来ないけれど「味付けせずに美味しい」って、なんか凄い。お餅が昔から日本人に愛されてきただけの事はあると感心してしまった。

私。毎年不思議に思っていたのだ。

「どうして毎年、お正月になるとお餅を喉に詰まらせて亡くなる高齢者がいるのに、どうして彼らはそこまでしてお餅を食べるのか?」と。

私が感じているお餅の美味しさと、お餅を愛する人達が感じているお餅をの美味しさは違ったのだ。

何も味付けをせずに食べても美味しいと感じるくらいにお餅が大好きだと言うのなら、喉に詰まらせて死ぬリスクがあっても食べたいと思うのは仕方がないのかも知れない。

ちなみに。夫は「つきたての餅はそのまま食べるのが1番美味いんだ」と言うくせに、不思議とお正月が明ける頃にはお餅に飽きていて、お餅は冷凍室行きとなり、最終的に私が食べることになる。

夫は真のお餅好きではなくニワカなのだと思う。

それはそれとして。私にとってお正月のお餅とは「最初は嬉しいけど、すぐに飽きて持て余す食べ物」くらいの認識だったので、お餅が大好きな人が意外と多い…ってこに驚いた。

ちなみに、お餅を配って「今から何もつけずに食べる」と宣言した人達は「お餅なら、家に在庫がどれだけあってもウェルカム。持て余すお餅があったら戴きたい」と語ってくれた。

私…お餅を愛する人達のお餅愛を舐めていました。

自分の好きな物が人も好きだとは限らないし、自分はそれほど好きじゃなくても、大好きだって人もいる。

そんな当たり前のことを改めて感じた出来事だった。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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