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2011年の読書総括

今年はここ数年になく当たり本の多い年だった。ここ数年、毎年のように「当たりが悪い」と愚痴っていたのが嘘のようだ。もっとも、良い読書が出来たの今年の後半に入ってからのこと。低調だった前半は、こんな良い年になるとは思ってもみなかった。今年1年間に読書録に感想を書いた本は46冊。感想を書かないまま流してしまった本もあるけれど、今の私には1年間に50冊弱の本を読むのが精一杯のようだ。

『女神記 (新・世界の神話)』 『タルト・タタンの夢』 『春狂い』 『愛をください』 『紅梅』 『きつねのつき』 『黒蜜』 『凍原』 『風葬』 『氷平線』 『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』 『ラブレス』 『全世界のデボラ』 『寒灯』 『桃の向こう』 『きことわ』 『空飛ぶタイヤ』 『ピエタ』 『下町ロケット』 『ぬるい毒』 『ペンギン・ハイウェイ』 『ひなた弁当』 『赤の他人の瓜二つ』 『終点あの子』 『花桃実桃』 『苦役列車』 『レボリューション№0』 『人質の朗読会』 『小さいおうち』  『田村はまだか』 『臍の緒は妙薬』 『千年の恋人たち』 『人のセックスを笑うな』 『土井家のおいしいもん』 『抱擁、あるいはライスには塩を』 『ししゃも』 『雪の練習生』 『小説を書く猫』 『尼僧とキュービッドの弓』 『七里湖』 『雨の塔』 『夜明けの縁をさ迷う人々』 『残虐記』 『乙女の港』 『稲穂の海』 『ユーラシアの双子 上・下』

今年の読書的「良かったこと」は西村健太と桜木紫乃との出会いに尽きる。私はずっと、こんな作家さんとの出会いを待ち望んでいた。お2人とも、まだまだこれからの作家さんなので、今後どうなっていくかは分からない。このまま良い方向に伸びていくかも知れないし、私が大感激した作品が、頂点なのかも知れない。それでも「どの人の作品にも似ていない作品」を世に送り出してくれた……ってことが嬉しいし、何よりも「私のツボにハマった」ことが重要なのだ。

この2人の作品を読んで私は「今まで無かった作品」で、しかも「弱点以上の強みがある作品」が読みたかったんだってこと再確認した。最近の日本の小説って、そこそこ上手だったりするんだけれど、どれもこれも「どこかで読んだような」だったり「悪くないけど良くもない」作品が多いように思う。そんな中で西村健太と桜木紫乃の作り出した作品には読者を圧倒的な力で別次元に連れ去ってくれるような力強さがあった。それ以外では、池井戸潤を再発見したのが印象的だったのと、津村節子の『紅梅』が圧倒的に良かった。

本にお金をかけることを惜しまなかった独身時代と違って、所帯を持ってからは本は基本的に図書館で借りることにしている。しかし、圧倒的に面白い本に出会った時は、その場で再読するし「絶対に手元に置きたい」と思うものだ。今年は数冊ではあるけれど、そんな本と出会えて幸せだった。素晴らしい本との出会いに感謝せずにはいられない。

読書のペースは来年も今年と同じくらいのペースか、もしかしたらもう少しペースダウンするかも知れない。来年は1つの本とじっくり取り組むような読書が出来たらなぁ……と思っている。

来年もコツコツ読んでいこうと思う。

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白い木蓮の花の下で
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