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楽しいムーミン一家 トーベ・ヤンソン 青い鳥文庫

今、トーベ・ヤンソンが熱い。マイ・ブームになりつつあるかも知れない。

足繁く通いつめているサイトオーナーさんが、トーベ・ヤンソンにハマっておられるのに触発されて、再読してみたのだが、新しい発見が多くて、なかなか良かった。

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楽しいムーミン一家

世界中にファンがいる、フィンランドからの贈り物「ムーミン童話」シリーズ。全部で9冊ありますが、日本でもっとも読まれているのが、この『たのしいムーミン一家』です。

勇気があってやさしいムーミントロールや、孤独を愛するスナフキン、おくびょうなスニフ。仲よしの3人が、ふしぎな黒いぼうしを見つけたことではじまるおかしな冒険。

アマゾンより引用

感想

子供の頃にも読んだことのある作品なのだが、当時は腑に落ちない…が多かった。特に疑問だったのは、ムーミンとスナフキンの関係と家族のあり方である。

「ムーミンとスナフキンって、男同士なのに恋人みたいだよね」という点と「ここの家族構成って不思議な感じなんだけど」というのが二大疑問点だった。

しかし作者がレズビアンだという事実を知った上で読むと、なるほど納得してしまった。金田一君風に言うなら「謎は全て解けた」って感じである。

おそらく「愛」の概念が違うのだろう。大らかで自由だが、そこはかとない温かさが漂っていると言うか。

再読してみて、もっとも気に入ったキャラクターは、ムーミンママだった。

彼女は子供達を小さな旅に出したあと「1人になれるのが嬉しくてたまらない」という様子で、悠々とお昼寝をはじめるのだ。

子供に夢中で、子供のことが常に頭から離れない母親も素敵だが、私はむしろムーミンママの大らかさが好きだ。母親だって人間だものね……って、ムーミンママは人間ではないのだけれど。

最後のお話で出てきたパンケーキがとてもおいしそうだった。

手作りジャムをつけたパンケーキは、素晴らしい味がすることだろう。そして、宴のご馳走を、1人旅するスナフキンに届けてあげようというムーミンの発想には座布団10枚。

これほどまでに、誰かを想うムーミンが愛しくてならない。

ぼつぼつシリーズを読んでみてもいいかな……思った。

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