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下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件 嶽本野ばら 小学館

なかなか面白かった。作者の「関西人スピリット」を感じずにはいられない。

きっと、嶽本野ばらは土曜日の午後、吉本新喜劇を観ながらお昼ご飯を食べた小学生だったのだろう。そうでなければ、こんなハチャメチャな物語を漫画ではなく小説で書こうとは思い難い。

ギャグと言うか、コメディーと言うか。「殺人事件」と銘打っているのに、最初の設定だけで犯人が分かっちゃうのはご愛嬌。たまには、こういう小説も良いと思う。

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下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件

ダメ親父のバッタもの商売が原因で尼崎を追われ、茨城県は下妻に引っ越してきたロリータ少女・竜ケ崎桃子は、絶滅寸前のヤンキー少女・白百合イチゴと出会い、ふたりは無二の親友となった(ここまで前作。ただし、親友について桃子は認めていない)。

桃子は、大好きなブランドBABY,THE SHINE BRIGHTでモデルをやるようになっていたイチゴと、連れだって代官山へ行くようになっていたが、ある日いつものように高速バスに乗ると殺人事件に巻き込まれ、足止めを食らってしまう。

アマゾンより引用

感想

本編にあたる『下妻物語』と較べるとイマイチ感が漂う。

個人的に、小説でも映画でも「続編」とか「2」は作らない方が良いと思っている(あまりにも長い物語だから分割されているものは除く)。どんなに頑張ったって、2番煎じ以上の物は出来ないのだから。

コメディーとして読めば、面白い読み物だと思ったけれど、いい加減な仕事だったと思う。

特にラストで、いきなり「教育委員会推奨」みたいなノリになっちゃったのは興醒めとしか言いようがなかった。

こんな生温かいものを書いていて、ロリータの教祖が聞いてあきれる。これでは、ただの人の良い関西人のオッサンではないか。

中途半端にロリータだの、少女小説を語るよりも、むしろ笑の道を突っ走っていただきたい。

私にとって、のばやん(作者)は、興味深い人ではあるけど、最近の作品はイマイチだなぁ……と思わずにはいられない1作だった。

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白い木蓮の花の下で
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