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こえだちゃんと木のおうち。

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先日、娘が遊んでいた『こえだちゃんと木のおうち』を手放した。

子どもの玩具って、どんなに気に入って遊んでいても、時期が来たら遊ばなくなってしまう。子どもの玩具は成長と共に変わっていくのが当たり前なので、こればかりはどうしようもない。

赤ちゃん時代に使っていた玩具の多くは育児支援センターや青少年会館(乳幼児の遊び場もある)に寄付させてもらった。

しかし「こえだちゃんと木のおうち」のセットは小さいパーツが多くて玩具を口に入れる年頃のお子さんには向かない玩具なので、育児支援センター等に寄付するには不向き。

ヤフオクで売り飛ばす…と言う方法もあったけれど、子どもの玩具に関しては娘も近所のお姉さんから色々戴いてきたので、娘の玩具も使ってくれる人がいれば誰かに譲りたいと思ってた。

娘にそんな話をしたら「○○ちゃんはどうかな?」と同じ幼稚園に通っていた男の子の妹さんの名前を出してきたので、早速連絡してみたところ「喜んで使います」とのこと。

その子は幼稚園の年少さんなので『こえだちゃんと木のおうち』で遊ぶには調度良いお年頃。

娘の使っていた『こえだちゃんと木のおうち』とその他数点のセットは連絡をしたその日の内に、新しいご主人に引き取られていった。

カラーボックスの隅っこで埃をかぶっているよりも、新しいご主人に遊んでもらった方が玩具も幸せだと思う。

たぶん次に手放すのはシルバニアファミリー。その次はリカちゃんのセット…ってところだろうか。

リカちゃんについては元々私が使っていた物も混ざっているので、私の個人的な思い入れからお人形とお洋服だけは残しておこうと思っている。

娘は小学3年生。赤ちゃんぽさ、幼児っぽさが完全に抜け、子どもっぽさも少しずつ抜けてきつつある。1つずつ玩具を手放すたびに彼女の成長を感じると共に、言いようのない寂しさを覚える。

子ども時代って一瞬で通り過ぎて行ってしまうのだなぁ。

人間の一生は残酷だと思う。元気で活動できる期間は実に短い。

駆け足で成長して、あとは緩やかに老いていく。元気で活動出来る期間がもっと長ければいいのに。もっとも、あまり長いこと子育てしなくちゃいけないのも親の立場からすると勘弁して欲しいところだけれど。

それはともかく。『こえだちゃんと木のおうち』の新しいご主人はいたく喜んでくれていて「声をかけて良かったな」と満足した。

『こえだちゃんと木のおうち』が新しいご主人に沢山遊んでもらえるといいな…と思う。

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日記
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