今シーズン初めて「おでん」を作った。
寒くなってくると温かい食べ物がご馳走って感じになってくる。おでんしかり、鍋料理しかり。粕汁や豚汁もおいしくなるし、シチューやグラタンも良い感じ。
我が家のおでんは前夜に仕込んで翌日食べるのが定番。週末に出掛けると帰宅してから夕食を作るのが億劫になるので、お助けメニューとして活躍するのだ。
もちろん日本酒も買ってきた。普段はビール（厳密に言うと第3のビール）派だけど、おでんの時は日本酒か焼酎が飲みたい。
日本酒ってこだわりだすと「でも、それってお高いんでしょう？」なので、そこそこ辛口だったら何でもいいかなと、今回はスーパーで賀茂鶴 本醸造爽快辛口を購入した。
おでんを仕込んだ翌日の土曜日。夫は試験勉強。私と娘はいつもの総合公園へ。現地で知り合った公園友達と待ち合わせて午前中は室内で一輪車の練習。午後からはガッツリ外遊び。知り合いに偶然遭遇し、娘はやたら盛り上がっていた。
お弁当持ちで現地に9時到着、16時半撤収。パートのおばちゃんが働くレベルで活動した。娘はもっと遊びたかったようだけど、付き合う私が限界だった。
帰宅してお風呂の後は魅惑のおでん。「おでんと日本酒」と言う組み合わせは最高過ぎる。
私が好きなのは大根と記文の魚河岸揚げ。娘が産まれるまで「おでんに餃子とかウインナーとか無いわぁ…」と思っていたけれど、今ではすっかり日和ってしまって、おでんに餃子だのウインナーだのが投入されている。まぁ……アリだ。少なかとも子どもが喜ぶならアリだ。
今年初のおでんは最高に美味しかった。
家族でおでん鍋を囲む幸せはたまらぬ物がある。たぶん味だけで言うと、老舗のおでん屋さんのおでんの方が具材が多くて美味しいと思うのだけど、家のおでんは別格だ。無念だったのは「ちくわぶ」を買うのを忘れていた事。次に作る時は必ず入れようと心に誓った。
おでんを食べながら「娘の外遊びのお付き合いもそろそろ終わりだな」なんて事を思った。
週末ごとにお弁当を作って出掛けていくのは体力的な大変だけど、それでも寒いよりもマシだ。今年度の週末お弁当生活も終盤に突入。お弁当を作り続ける人生も悪くないな……と思う。
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