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ある日、夕暮れ時に思ったこと。

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その日は珍しくほぼ定時で退勤することができた。暗くなってから帰宅することが多かったので小学生が下校する姿を見ながらの帰宅は新鮮だった。

夕方の街に自転車を走らせて実家に顔を出し、田んぼを眺めつつスーパーへ。時間と気持ちに余裕があると買い物だって楽しい。普段は買わない食材を買ってみたりした。

ここ数年、夏場は外が暑過ぎて「生きるだけで必死」って感じだったけれど、暑さも和らぎ、夕焼けを眺めつつ自転車を走らせていると唐突に多幸感が押し寄せてきて「幸せだなぁ」って気持ちが込み上げてきた。

そうだ。私は毎日、こんな穏やかな生活がしたかったんだった。働くのは嫌いじゃないけど、今日みたいにゆとりがあれば「ちょっとだけ手の込んだ料理を作ってみようかな」みたいな気持ちになれるし、稲穂の成長具合だったり、夕焼けの美しさなどに心を寄せることができるのだ。

ちょっとだけ働いて日々の家事をこなしつつ、ゆったりと日常的にある幸せを感じながら暮らせたら最高だな。

……なんてことを考えつつ、ふと気が付いた。「あ……私、そんな生活続けてたらロクなことしないわ」と。

期間限定の休みならまだしも、時間にゆとりがあってずっと穏やかな日々が続いていたら、きっと飽きる。そして余計なことをはじめてしまう。

  • 新しくブログはじめようかな?
  • 時間に余裕あるうちに資格でも取ろうかな?
  • 仕事暇過ぎるから転職しようかな?

……などなど。特に3つめの「仕事暇過ぎるから転職」ってのは独身時代に実行している。たぶん私はサメやマグロのように泳ぎ続けないと精神的に死んでしまうのだと思う。

夕暮れ時の多幸感は、滅多にないシチュエーションだったからこそ味わえたのだと思う。そもそも毎日がエブリデイみたいな生活だったら、そこまで感度良く幸せを享受できたとは思えない。

いつの日か「ちょっとだけ働いて日々の家事をこなしつつ、ゆったりと日常的にある幸せを感じながら暮らす」なんて日が来るかも知れないけれど、今はまだその時じゃない。

ひとまず年末まで仕事もプライベートも大事にしつつ、元気に走り切りたい。

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日記
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