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歯医者の予約と来春の予定。

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先日、娘と歯の定期健診とクリーニングに行ってきた。かかりつけの歯医者さんは娘が幼稚園時代から通い続けていて3ヶ月に1回のペースでお世話になっている。

娘は虫歯こそないけれど小学生の頃に前歯を折っている。前歯を折った時、主治医の先生(女性)が「このタイプのお子さんは同じことをする確率が高いです。気をつけてあげてください。そして今回のようのに、すぐ受診してくださいね」と気遣ってくださったのは今となっては良い思い出。

娘がの初潮の時期を教えてくれたのも主治医の先生だった。「歯茎の状態からして、もうすぐ初潮がはじまりますから気を付けてあげてください」と教えてくれた。

娘が高校受験の時は「歯の食いしばりがキツイ状態です。たぶん真面目なお子さんなのでストレスと思われます。お母さん、サポートよろしくお願いします」など、娘のいないところで話してくれたりもした。

主治医の先生はものすごく娘を可愛がってくれていて娘を高く評価してくれている。小さい頃から見てもらっているぶん「贔屓目」があるのだと思う。

高校1年生の終わりの頃には「娘さんは部活に熱心で面倒見が良くて責任感の強いタイプだと思うんですよね。もしかしたら次はキャプテンとか任させるかもれないんですが、私はオススメしません。真面目なお子さんの場合精神的にキツくなることがあるので……」と言われたこともある。

「娘が部活に熱心なのはそうなのだけど…と面倒見が良くて強いタイプとは誰のことだ?」と私は首をかしげてしまった。実は娘「部のエースは娘だけど頼りなくてパッパラしてるからキャプテンは向いてない」と自他共に認めていて娘はキャプテンにはならず、ひたすらに競技を楽しんでいた。

実際、娘自身「人は支えあって生きると言われているけど、人の長い方と短い方では支え合うといっても全然違うよね…私はずっと人の短い方として行きていきたい」と公言してはばからない。

先日の健診の時は主治医の先生から「お母さん。次の健診は通常なら2月なんですが、受験で大変だと思うので3月にしましょう。受付には私からそう言っておきます。娘さんが気に病むといけないので健診の先延ばしは受験ではなく、こちらの予定の都合で…と言う体にしますね」と申し出てくれた。

主治医の先生…娘が幼い頃から娘を可愛がってくれていて気を配ってくれていて、めちゃくちゃありがたい存在なのだけど娘は先生が思っているようなタイプの子じゃなくて、なんかこぅ…申し訳な気持ちでいっぱいになってしまった。

春の予定云々につい言うならば、我が家は娘の大学受験の合格発表のある週末に旅行の予約をしている。娘と「コレ落ちてたらめちゃくちゃ気まずいやん! どうしたらエエねん?」と笑いあうくらいに娘は受験生にしては精神的に健全と言うか…親が驚くほど暢気に暮らしている。

娘は子どもの頃から外面が良い…良過ぎると言ってもいい。

近所のおばあちゃんキラーで小中学生の頃は学校帰りにお菓子とか果物とか持たされて帰宅するし高校生になっても「本当にいいお嬢さんになって~」と愛され、可愛がられている。

歯科医の建物を出てから娘に「先生の前でどんだけ猫かぶってるのよ?」と言ったところ「そんなつもりは無いんだけどな…でも誤解されてるのは分かってるし、私もめちゃくちゃ気まずい。先生はたぶん私のことめちゃくちゃ賢い大学行くと思ってるのよなぁ」と言っていた。娘には次の診察のときにはちゃんと自分の口から報告するようにと強く言い渡した。

めちゃくちゃ気を遣っていただいてありがたいやら申し訳ないやら。

「先生。娘は先生が思っているような子じゃないんです。めちゃくちゃアホの子なんです。だから安心してください」と言いたかったのだけど、私の口からそれを言ったとて先生は信じてくれないだろう。

先生が娘の受験にめちゃくちゃ気を遣ってくださっているのには、実は理由があるのだけど話が長くなるので次回に続く。

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