天王寺高校第3学年保護者集会に行ってきた。「保護者集会って何ぞや?何の集まりなんだ?」って話だけど、要するに進路説明会だった。
天王寺高校って高校にしては保護者が学校に出向く機会がやたら多い気がする。コロナ禍ってこともあったとは思うのだけど、地元の中学校に行った回数よりも、天王寺高校に行った回数の方が断然多い。
今回の保護者集会については正直「行かなくてもいいかな?」と思ってたのだけど「子どもの進路に興味の無い無理解な親」だと思われるのが嫌さに参加した。心の中に戦闘民族を飼っている私だけれど、子育てに関しては長いものに巻かれていくタイプなので。
なんだかんだと学校に出向く回数が増えると、保護者同士で言葉を交わすことが無くても「あ。この人知ってる」みたいな顔だけ知ってる人が多くて、謎の連帯感を感じた。
今回の進路説明会のポイントは結局のところ2つだけだった。
- 共通テストの申し込みについて
- 受験生の扱いについて
共通テストの申し込みについて
大学入試のシステムって、しょっちゅう変わっているので完璧に理解するのは難しい。説明会でも言われていたけれど「大学受験を経験して保護者さんだったとしても上のお子さんの時とは違います」ってこと。
それにしてもありがたいのは「ここまで丁寧に指導してくれるの?」とビックリするくらい手取り足取りやってくれるのかと感心した。親世代の受験ってここまで丁寧にやってくれなかったような気がするけど、これは学校によるのかも。
共通テストを受ける場所についてはフタを開けてみないと分からないとのこと。共通テストのサイトにもそう書いてあったので「ですよね~」って感じ。
何にせよ基本的には子どもがやるし学校も気に掛けてくれるようなので親の出る幕は無い。あえて書くならお金を用意するだけ。
受験性の扱いにについて
高校3年生は全員受験生な訳ですよ。色々と対応が面倒くさかったりもする訳ですが、先生方が言うには要するにこれ(私…この画像好き過ぎる)

素人は黙っとれ
親御さんは黙って見守ってくださいね…って感じだった。勉強についてあれこれ言わずに見守ってね…と。実際「やるか・やらないか」なんて本人の問題なのだし、これについては私も同意見。
そして天王寺高校的には「とにかく学校に越させてください」ってところを強く推してきた。予備校(塾)を優先したがる子もいるだろうけど、とにかく学校に越させてね…っことらしい。
我が家の場合、そもそも論として娘は予備校に行ってないし、家庭教師等も付けていないので学校に行くしかないので、これについても異論は無い。
それにつけても「教師って職業は過酷過ぎるな」と感じた。天王寺高校では受験生は学校で朝7時から夜7時まで勉強出来ることになっているけど、それって子どもが偉い云々以前に監督者がいるんだよなぁ~って話。子ども達に情熱を注いでくださる先生方には頭が下がるのだけど「先生達は心身まの健康とかプライベートとか大丈夫ですか?」と思ったりした。
次の招集は年末の三者懇談…のはず。卒業まであと少し。娘にはここから先も健やかに過ごして卒業して欲しいと願っている。