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娘。自分で自分の機嫌を取れるようになる。

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中3娘は我が子ながらよく出来た子だと思っているけど、反抗せず親の言うことを素直に聞くタイプ…って訳じゃない。最近は落ち着いてきたけれど、いっぱしに厨二病に罹患したし、思春期らしく、なかなかに扱い難かった。

受験ってのは小中高大…どれを取っても大変だと思う。

ただ受験の時期によって大変さのポイントは違う気がする。高校受験の場合、受験生は15歳。反抗期とか思春期とか呼ばれる時期なので、勉強の大変さと心の不安定さが同時にくるのがキツイ。

自分で言うのもなんだけど私はどちらかと言うとゴリゴリの教育ママじゃない。なので娘には「気分転換とか休養は大事だよ」と口を酸っぱくして言ってたけれど、娘は親の言うことにはこれっぽっちも耳を貸そうとしなかった。

「塾のない日はリフレッシュした方がいいよ」と遊びや散歩に誘っても乗ってこないし「お小遣いを貯めるのも良いけど、欲しい物は買いなさいよ」と言っても「買いに行くのが面倒くさい」と言って、休みの日はゴロゴロしたりスマホを見たりしていた。

ところが…娘の生活が突然一変したのだ。あれだけ口を酸っぱくしてもやろうとしかなったのに、自分で自分の機嫌を取るようになった。

  • 自分へのご褒美として自分のために紅茶やお菓子を買う
  • 自分用のコップとコースターを買って飲み物を楽しむ
  • 自分の好きな入浴剤を入れてゆっくりお風呂に入る
  • 休みの日は運動不足にならないよう散歩に出掛ける

……などなど、その他にも書き出したらキリがないほど娘は自分の機嫌を取るのが上手になってきた。時間があればゴロゴロしてスマホを眺めていたていた娘とはまるで別人。

夫は「体調管理のために歩きに行くとか受験生としての自覚が出てきたな」と喜んでいたけれど、それは見当違いと言うものだ。娘が劇的に変わったのは明らかに『メンタル強め美女白川さん』を読んだのがキッカケ。

娘が最近、ハマっていたり頑張っていたりすることは、全部白川さんが実践していることばかり。『メンタル強め美女白川さん』を娘に勧めた甲斐があったというものだ。

そんなこともあって受験を前にした娘は親がビックリするくらい健やかに過ごしている。

娘が中学校に入ってからと言うもの「良かれ」と思って色々な本や漫画を勧めてきたし、娘も喜んで読んでくれたけれど中でも『メンタル強め美女白川さん』は最強過ぎた。

贅沢を言うなら、もっと早くに『メンタル強め美女白川さん』と出会いたかった。

娘が1番扱い難かったあの頃に出会っていれば、もう少し娘自身が楽に過ごせのではないだろうか。それとも、厨二病の波を抜け出しつつあるタイミングで出会ったから、娘の心に白川さん流の生きる知恵がスーッと入っていったのだろうか?

……何にせよ、親としては娘が健やかに過ごしてくれているのはありがたいことだ。

受験期が終わっても「自分で自分の機嫌を取る能力」は必要だし、何なら社会人になってからは必須スキルと言えるものなので、娘には今後も「自分で自分の機嫌を取る能力」を磨いていって欲しい。

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