無職期間にやっておきたいことの1つだった「寺社巡り」として奈良市内を歩きに行ってきた。
その日は娘が早起きして塾の宿題をするのだと5時に目覚ましを鳴らしたものだから、私はそのトバッチリで5時起床。梅雨の中休み…みたいなお天気だったので「寺社巡りに行くのなら今日しかない!」と、爆速で家事を片付けて、奈良へ向かった。
奈良の市内巡りは我が家にとっては定番のレジャースポット。娘が小さい頃から鹿を見に奈良公園を歩いたり、紅葉狩りに出掛けたりしたものだけど、今回は1人観光。
奈良市内を歩く
家族で行くときは春日大社を中心として、浮見堂や志賀直哉旧居がある人の少ない地域を歩くのだけど、今回は平日の午前中…ってことで、興福寺・春日大社・東大寺・氷室寺社を巡ることにした。
興福寺
まずJR奈良から興福寺へ。興福寺は一部改修工事中だったけれど「いつもの」って感じの見慣れた佇まい。観光客が少ないの分、かつてないほど写真が撮りやすかった。
五重塔の下にはいつも修学旅行生がいるように思っていたけれど、修学旅行生の姿もチラホラ…って感じ。五重塔は一部修復工事中だった。
春日大社
興福寺を経由して春日大社へ。平日…しかもコロナ禍と言うこともあって、人は少なかった。学生時代も平日に奈良市内を歩いたことがあったけれど、かつてないほど閑散としていて、ゆっくりと奈良の風景を楽しむことができたけれど、観光で食べている人達は大変だろうとお察しする。
春日大社の回廊は湿り気を含んだ緑と神社独特の赤のコントラストが美しかった。そしてここも静かな空気感が凄い。
観光客が少ないせいか、心なしか鹿達が鹿せんべいにガツガツしている印象を受けた。
東大寺
春日大社を後にして奈良公園を歩いて東大寺へ。拝観料を払ってからの区画は芝生が美しくて感激した。たぶんだけど、私が子どもの頃はここまで整備されていなくて、もっと素っ気なかったように思う。
東大寺は前の2つに較べると観光客が多く、特に修学旅行生が目についた。
娘も先日、修学旅行に行ってきたところなので、知らない子達だけど「修学旅行に来れて良かったねぇ」みたいな気持になってしまった。
久しぶりにに見た大仏様は人が少なくてゆっくり見ることができたせいか、ちょっと感動してしまった。大仏殿名物の「大仏様の鼻の穴と同じ大きさの穴を開けた柱」つにいては、コロナの影響で穴を塞がれていて、くぐる事ができなかった。
東大寺や二月堂、氷室神社を経てお昼ごはん。
お昼は奈良公園のベンチでお弁当など。家族のお弁当を作る時は自分の分も作るので「奈良に行こう」と思い立った時はすでにお弁当を作ってしまっていたのだ。鹿を見ながらお弁当を食べ、奈良町を少し歩いてから、かき氷を食べに行くことにした。
『おちゃのこ』のかき氷
奈良市には氷の神様を祀る氷室神社がある…ってことで、ここ数年はかき氷を推しまくっていて、市内のあちこちで凝ったかき氷を食べることができる。
今回は『おちゃのこ』と言う、お茶屋さんの「大人の抹茶氷」と言うかき氷を戴いた。
ふわふわな氷に濃い抹茶のシロップがかかったかき氷の中にはバニラアイスクリーム。特製あんこと白玉が添えられていて、上品な味わいのかき氷だった。
ふわふわ系のかき氷って本当に美味しいなぁ。子どもの頃に夜店の屋台で食べたかき氷とは別の食べ物…って感じ。夜店の屋台のかき氷もそれはそれで美味しいのだけど。
早々に撤収
まだまだ歩きたい気持はあったけれど、主婦業を放り出す訳にはいかないので、早々に撤収した。
家族レジャーも良いけれど、1人でじっくり歩くのは格別なものがある。興福寺、春日大社、東大寺、氷室神社の御朱印も戴いて充実した1日だった。
それにしても『おちゃのこ』のかき氷は美味しかったので、次は誰かと一緒に味わいたいなぁ。友人と行ければ友人と。娘や夫と一緒に食べるのも楽しいと思う。
「無職期間にやっておきたいこと」でこなしていないのはあと3つ。
- Fとランチ。
- 1人カラオケ。
- プロテイン飲み切る。
Fとのランチは予約済みだし、1人カラオケも難易度は高くない。たぶん1番の難関は「プロテイン飲み切る」だと思うけれど6月中に達成したい。
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