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大丈夫のボーダーライン。

今年の夏は暑過ぎる。いくらなんでも暑過ぎる。

先日、小学校1年生の男の子が熱中症で亡くなった。
親御さんの気持ちを思うと言葉が出ない。こう言った事故が起こってもなお「昔はエアコンなんてなかったのに」と言う人がいるけれど、今と昔とでは時代が違うし、人間の身体の作りが違い過ぎる。

数年前、黄金週間前後だったと思うのだけど、娘の友達が公園で遊んでいた軽い熱中症になってうちに来たことがある。「なんか、しんどい」と言っていて身体を触ったら少し熱っぽかったのでピンときた。冷たいお茶を飲ませて、首だの脇だのに保冷剤を挟み、涼しい部屋で横になってもらったら、大事に至らず回復した。

あとでその子のお母さんから聞いたのだけど、その子は小さい頃から暑さに弱い子だった。暑さへの耐性には個人差が大きくて、娘が通っている体操教室にも暑さが極端に苦手な子がいる。汗をかきにくい体質らしく、うっかりするとすぐに顔が真っ赤になってしまう。体操教室では水分補給と休憩をこまめに取る事が出来るので大丈夫だけど、その子のお母さんは「学校とかが心配なのよね」と言っていた。

「大丈夫」のボーダーラインは個人差がある。

大人だろうが子どもだろうが、大丈夫じゃない人は無理しちゃ駄目だ。例えば我が家の場合は夫が最も大丈夫じゃない人だ。朝早くに出掛けていって、夜遅くに帰宅するため昼間の暑さに慣れていない。暑い時期の外出で1番先にバテるのは夫で、私は意外と大丈夫。

大丈夫じゃない人は自分の身体をわきまえて行動する必要があるけれど、自分の身に起こっている事を上手く説明できない子どもについては、周囲にいる大人が配慮してあげて欲しい。子どもだけじゃなくて高齢者も。高齢者って暑さ寒さに対する感覚が鈍感になっているし「トイレが近くなると困る」なんて理由で水分を控える人が多いので要注意。

……などと、偉そうに書いている私も気をつけなきゃいけない。ここのところは「暑い」ってだけで体力をゴッソリ持って行かれているのが自分でも分かる。

夕方以降は完全にエネルギー切れを起こしてしまっていて「暑い」と「しんどい」しか言葉が出てこない時がある。日中、日差しに焼かれているとエアコンの効いている部屋で寝ていても「なんか暑い」感覚が抜けなくて、熟睡出来ないことがある。

この夏は仕事も家事も適当にしようと心に決めた。

不本意だけど背に腹は代えられない。熱中症でひっくり返る事があれば、頑張ってきた事以上のリスクを背負うことになる。とにかく無事に夏を乗り切りたい。あとのことは涼しくなってから考えても遅くないず…たぶん…知らんけど。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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