昨年の春以降、やたら娘の体操教室のことばかり書いているのだけれど、今日も体操教室の話など。
「ちぇ。また体操の話かよ」と思う方は全力スルーでお願いします。なにぶん個人的な日記なので、その時々の家族の状況によって話題が偏るのは致し方ないと言う事でひとつ。
娘は現在、週4で体操教室に通っているのだけど、この春から体操教室のレッスン曜日が増えるらしい。さらに言うなら上のクラスも開設されるかも知れない…との話が舞い込んできた。
娘が体操を習い始めた頃は、教室が出来たばかりだったのでで「先生1人、娘1人」で「ちょ…プライベートレッスンかよ?」と言う贅沢過ぎる環境で教えてもらっていたのだけれど、順調に生徒さんが増えてきてらしく、曜日とクラスを増やしていくことになったらしい。
体操の先生から「曜日増えたら来る?」と声をかけられた娘の目がキラ~ンと輝いたのは言うまでもない。
そして上のクラスが出来ると知るや否や、子ども達は「何がクリア出来れば上のクラスに行けるのか?」と言うことで騒然としていた。
詳細は知らされていないので推測の域を出ないのだけど、もし上のクラスが出来るのならば娘は間違いなく上のクラスに上がれると思う。
さらに言うなら練習出来る日が増えたら娘はやっぱり行きたがると思う。娘は体操の選手を目指している訳でもなのに、体操はもはや「お稽古ごと」の枠を越えている。
我が家の体操課金、重過ぎぃ~!
体操にハマる娘を見ていると「スマホゲームにハマって課金するゲーマーと変わらないなぁ」と思わずらはいなれない。
ピアノや書道は教室に通わなくても家で練習する事が出来るのだけど、体操は家では思いきり練習出来ない。
我が家はマットだのミニトランポリンだのロイター板だのを購入して家でも練習しているけれど、大技を練習する場所は無いし、よく跳ねる体操の床ではないので出来る事が限られている。
体操の場合、どんなに才能があって努力するタイプの子でも週に1、2回教室で練習する程度で上を目指すことは不可能なのだ。
体操はスマホゲームと同じで「たくさん課金(練習)した者が勝ち」みたいな要素がある。
いまは丁度オリンピック期間中な訳だけど、オリンピックを観るたびに「彼らの親はこの競技にどれだけ課金したんだろうなぁ…」みたいな気持ちになってしまう。
娘のように競技をはじめたばかりの超下っ端の人間でさえ、これだけの課金が必要なのだもの。ガチ勢の課金はいかばかりか?
そして捧げなければならないのはお金だけではない。時間と労力。これも物凄く持っていかれる。『進撃の巨人』で調査兵団の隊員達は「心臓を捧げよ」と言われるけれど、人が何かに打ち込んでいこうとするならば、色々と捧げなければいけないのだなぁ…とつくづく思う。
3月には体操の大会が控えている。大会に出ることで娘の気持ちもまた変わってくると思う。ますますハマってしまうかも知れないし「私には無理な世界だ」と思うかも知れない。
娘が望むことは出来るだけ経験させてやりたいとは思うものの、ちょっとしんどいな…と思うのも事実だ。でも、やるけど。今のところ「やらせない」と言う選択肢は考えていない。