我が家の数軒先にベトナム人の夫婦が住んでいる。
このベトナム人夫婦。奥さんはまだ日本語が不自由だと言うことで、町内会には入っていないもののゴミ出しのルールも守っているし、町内会の溝掃除等には参加するしで感じの良い人達だ。
遠い異国に働きにに来て、我が家と同じく狭小住宅とは言え一戸建ての家を買って、しっかり根を張って暮らしているだなんて感心する。特に交流がある訳ではなく会えば挨拶する程度の仲。
ベトナム人夫婦とは親しい訳ではないので彼らの年齢は分からないのだけれど、たぶん私達夫婦と似たり寄ったり。もしかしたら年下かも知れないな…と言う印象。引っ越してきたのはもう何年も前なのだけど、最近ずっと気になっている事があった。
ここのところ、ベトナム人夫婦の家に赤ちゃんが出入りするようになり、ベランダに赤ちゃんの洗濯物が干している事があるのだ。
「凄いな! 同世代で出産とか!でもギリギリあり得る年齢だしなぁ」なんて思っていたら、つい最近その赤ちゃんが夫婦の子どもではなく、お孫さんだって事を知った。夫婦には子どもが何人かいて、お孫さんが孫が遊びに来るとのこと。
私と同世代なのに孫! もう子育て終わっちゃってる!
子育て真っ最中の私からすると孫のいる彼らは眩し過ぎる。私達夫婦がヒーヒー言いながらこなしている事を彼らはすでにやり終えて、人生の次のステージに進出しているのだもの。
そう言えば、数年前に小学校の同級生と道でバッタリ出くわした時「私、もう孫生まれるのよ~」なんて話しを聞かされた。
彼女はいわゆるヤンキーで10代で結婚・出産した。娘も10代で結婚・出産して孫が産まれるとの事だった。
当時、娘は幼稚園でその時も「こっちは孫どころか、子どもに手掛かりまくってるよ~」とビックリした覚えがある。
私は結婚も出産も遅かったので「孫がいる」なんて聞くと仰天するのだけど、よくよく考えてみたら不思議な話ではないのだ。
私は現在45歳。20歳で結婚して21歳で出産して、その子も同じサイクルで結婚・出産していれば、孫を抱いている…って計算になる。
そう思う場、若くて元気な時にさっさと結婚して、出産して元気なうちに第2の人生を…って言うのも悪くないなぁ~と思ったりする。40代なら仕事にしても、趣味にしても1から頑張れそうな気がするけれど、50歳後半…還暦近くになって娘が自立した頃に「何か1から頑張ろう」と思えるだけの元気があるかと言わると難しいように思う。
私は私のようにしか生きられないのだし、自分の置かれた立場で頑張るしかないのだけれど、早回しで人生を進んでいくのもアリだなぁ~と思う。
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