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むしゃくしゃしたから食べた。

夫のお昼ご飯は私が作ったお弁当だったり、出先で何か食べたり日によって違う。

「明日は○○へ行くからお弁当いらない」とか「土曜出勤だけど弁当作ってくれる?」とか。私としても毎日作るよりも休憩が入る方がありがたいし、夫も似たり寄ったりの内容のお弁当を食べるより、たまに自分の好きな物を食べるのも気分転換になって良いらしい。

その日はお弁当を作らかなったので、ふと「ねえ。今日のお昼って何食べたの?」と聞いてみた。

毎度、夫が何を食べているのか聞く事はないのだけれど、その日は特に理由も無しに聞いてみようと思ったのだ。「ほか弁のおろし天丼を食べた」と夫。

そう言えば、ほか弁って毎年夏になるとおろし天丼が出るよね…なんて思っていたら、夫はさらに付け加えた「むしゃくしゃしたから食べた」と。

夫が言うには、週末の旅行で食べ過ぎなはのは分かっていたけど仕事でトラブルがあり「やってられるかぁ~」と言う気持ちになったので、おろし天丼を食べたのだとか。

そして夫はさらに言った。「白蓮さんもむしゃくしゃする事があればおろし天丼を食べるといいよ」と。

夫の気持ちは嬉しいけれど、私はむしゃくしゃしたからと言っておろし天丼を食べたいとは思わない気がする。

天丼は好きだけどそこまで好物ではないと言うか。夫とは10年以上連れ添ってきたけれど、彼がむしゃくしゃした時におろし天丼を食べたくなる人だとは知らなかった。

夫に言われて「じゃあ私はむしゃくしゃした時に何が食べたくなるんだろう?」と考えてみた。

私の場合「むしゃくしゃ」とは違うかも知れないけれど、圧倒的に甘い物に逃げてしまっている気がする。

独身時代は仕事帰りに「今日はものすごく疲れた…パフェ食べて帰ろう」と1人でパフェを食べて帰宅したりしていたし、今でも「今日はものすごく頑張ったから自分の為に何か甘い物を買おう…」とスーパーでプリンやアイスを買ったりしている。

「むしゃくしゃしたから食べた」だなんて、何か悪いことをした人みたい。

「むしゃくしゃしたから食べた」ってのは女性で言うところの「自分へのご褒美」と同じだと思う。毎日頑張って働いているのだもの。おろし天丼くらい食べたっていいじゃないか。私もたまに1人でプリン食べたりするし。

いい年した大人が何か食べるのに「むしゃくしゃしたから」とか「ご褒美」とか言い訳なんてしなくて良いのに、つい言い訳してしまうから不思議だ。

「食べる事=悪」と言う図式はいつの間に出来てしまったのだろう? 暴飲暴食でないのなら何を食べたっていいじゃないか。

これからは言い訳しないで甘い物を食べようと思う。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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