娘は春からアクロバットを習い始めたのだけど思うように進まず苦しんでいる。
小さい頃から娘は体力を持て余し気味で運動系のことは何でも問題なく出来た。スイミングだけはイマイチのようだけど、それでも平均より出来ないってわけではない。
娘は自分のことを「運動が得意」と思っていた訳だけど、アクロバットを習い始めて上には上がいることを知った…って事だ。
教室は3月に出来たばかりでアクロバットのコースは娘しか生徒がいなかった。最近2人仲間が増えたのだけど、その子達は小さい頃から体操をしていて娘よりも年下だけど、娘よりも進んでいる。娘にはそれが悔しくてたまらないようだ。
ユーチューブで動画等を観ていても自分よりも小さい子がヒョイヒョイ技を繰り出しているのに「どうして私は出来ないのか」と思うみたい。
昨日ポチったマットが届きました。比較対象用に牛乳パックを5本並べてみました。大人の私でも側転1回とか、前転1回出来る大きさ。マット運動苦手な方は、うちに練習しに来てね。 pic.twitter.com/DE5sWvqWMQ
— 白蓮@ゆらら (@yurarra) 2017年5月12日
家でも練習が出来るように体操用のマットを購入し、娘は毎日少しずつではあるけれど柔軟と筋力トレーニング、それに簡単な技の練習をしている。
アクロバットを習い始めた頃を思えば格段に進歩していて身体は柔らかくなっていると、筋力もついてはいるものの、娘が憧れているような技は遥かに遠く「思ったより進まない」と悔しくて泣いたりしている。
「そんなに辛いなら辞めてもいいよ」と言うのだけれど、辞めるのは嫌なのだとか。
娘自身「体操選手になってオリンピックに出たい」とか大それた事を思っている訳ではなく「カッコイイ技が出来るようになりたい」ってところが目的なのだけど、そう簡単にはいかないのだ。
悔しくて泣くとか…娘はいったい誰に似たのだ?
…って。実は私も似たようなタイプだった。今でも何かに熱中すると思い詰めて眠れなくなったりする。夫と「娘はどちらに似たんだろうね?」と言う話をしていたら「俺も負けて悔し泣きするタイプだったからなぁ」と夫。
娘はどちらに似ても、悔しがりになる運命だったのだ。諦めて付き合ってやるしかない。
慰めたり、励ましたり、愚痴を聞いたり。
今のところは様子見って感じだけれど、娘のアクロバット熱がこのまま続くようなら、夏休み明けあたりから習うのを週1から週2に増やしてもいいかな…と思っている。
アクロバットを週2に増やす場合、習っている日以外は土曜日しかアクロバットコースが開講していないので土曜日に通うしかない。娘としては「土日は遊びたい」と思っているようだけど、遊ぶなら日曜日もあるのだしなぁ。
娘からすると大真面目の大問題ではあるのだけれど、娘が上手になれないのが悔しくて泣く習い事に出会えたのは良かったと思っている。娘が頑張り続けている間は付き合ってやりたいな…と思う。