2月に入って寒さがグッっと厳しくなった。
滅多に雪が積もらない大阪でも雪が降ったり、雪が降らないまでも風が強くて寒かったり。毎年、バレンタインデー前後は寒さのピーク。
「毎年こんなもの」と言ってしまえばそうなのだけど、寒さが苦手な人間にとっては毎日厳しいものがある。
とにかく毎日沢山着込んでいる。もうお洒落とか気にしない感じで。今、私は外で自分のドッペルゲンガーに遭遇しても、それが自分だと認識出来ないと思う。
毛糸の帽子にネックウォーマーにマスクを装備。コートはダウンのロングコート。身体で外に出ている部分は目元だけ…と言う状態で夫からは「テロリストみたいな格好だね」と言われる始末。
腰には使い捨てカイロを貼っていて、学校行事等がある時は足先カイロも装着する。
「寒い。寒い」と毎日文句を言いながら体調は決して悪くはない。だけど異常にお腹が空くし、よく食べる。
よく食べると言っても体重の増減はないので、それだけ消費しているのだと思う。私は専業主婦なので運動量は多くない。家の掃除と買い物と、ラジオ体操・腰痛体操をする程度。
いつもと同じ生活をしているのにお腹が空く…と言う事は、恐らく体温調節にエネルギーを使っているのだと思う。
ガラパゴス島に生息するガラパゴスイグアナは低カロリーの海藻しか食べないけれど、彼らはその分「寒くなったら陸地に上がり、暑くなったら海に入って身体を冷やす」という生活スタイルをすることで消費エネルギーを最小限ら押さえているので海藻しか食べなくても生きていけるとのこと。
寒いとか暑いって、それだけでエネルギーを消費するので「寒くなるお腹が空く」と言うのは当たり前の事なのだ。
そして、やたら眠い。
昼間はそれなりに活動してはいるものの、娘が21時に自分の部屋に入ったとたん、私も眠くてたまらない。
気候の良い時期は夫が帰宅するまで本を読んだりケーブルテレビで録画して映画を観たりしていたけれど、最近はうたた寝してしまう事が多くて、録画した物が溜まり放題になっている。
「どうしてもやらなきゃ!」な仕事なら頑張れるけれど「やっても、ならなくても大丈夫」な趣味の世界は全く駄目だ。
生きるために活動(家事・育児)して、食べて、寝る。そんな毎日。
なんだか動物みたいだ。早く暖かくなって欲しい。そしてもう少し人間らしい…と言うか、文化的な生活がしたいと思う。