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あの頃は良かった。

最近、小学校3年生の娘が「幼稚園の頃は良かったなぁ。毎日、遊んでいるだけで良かったもん」と愚痴るようになった。娘の言い分はこんな感じ。

幼稚園の頃は宿題が無くて毎日遊ぶしかする事がなかった。幼稚園から帰ってきて公園とか行ってたけど、今は宿題もあるし習い事の日もあるし6時間授業もあるから公園に行けない。あの頃は男の子も女の子もみんな仲良しだった。今は男子は叩いてきたりするし、女子も意地悪な事言う子がいる。幼稚園の子って、ちょっとお利口にしただけで大人から褒められた。今はお手伝いしても当たり前…みたいになってる。

まぁ…娘の言い分は分からなくもない。そして娘はさらに続けた。「Uちゃん(娘のお友達の妹)はもっとお手伝いとかしたらいいと思うよ。幼稚園の時だったら褒められるもんね」と。

「あの頃は良かった」と思うのって、大人も子どもも一緒なのだなぁ。そして「近頃の若いもんは」的な事を思うのも変わらないらしい。私の目から見た娘は毎日、楽しそうだ。「子どもはいいなぁ」と常に思っている。しかし娘にも小学校3年生なりの悩みなり不満があるようだ。

人間がお気楽に暮らせる期間は実に短い。

娘が言うところの「宿題」は、大人になると「仕事」に丸っと置き換わるし「お手伝いをしても当たり前」というのは、大人になると「大人ならこれくらい出来て当たり前」に変化する。外に出て働いているなら「仕事に行って当たり前」だし、家庭の主婦なら「家事をして当たり前」なのだ。

さらに言うなら人間関係。人間関係の面倒臭さは死ぬまで変わらないんじゃないかと思う。同性同士の抗争も、異性間のトラブルもたぶん死ぬまで終わらない。仙人のような暮らが出来るのなら可能かも知れないけれど、普通の人はまずもって無理だ。

そう言う愚痴が出るようになったって事は、娘もいっぱしの人間に近づいて来たのだと思う。

今の娘には分からないだろうけれど、あの頃よりも面白くない事ばかりの毎日だったとしても、今があの頃よりも悪いとは限らない。少なくとも私は今が1番幸せだと思っている。楽しい思い出はそれとして、あの頃に戻りたいとは思わない。

娘にも宿題だの意地悪な友達だのと面白くない事もあるだろうけれど、毎日を一生懸命生きて欲しいな…と思う。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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