読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

叱られない子と大人の務め。

先日、家族でショッピングセンターに行った時のこと。

ショッピングセンターのゲームコーナーで娘とUFOキャッチャーを見ていたら、見知らぬ男の子から「すいません。100円戴けませんか?」と声をかけられた。

「ゲームコーナーで小銭をねだってくる子どもがいる」と言う話は聞いた事があったけれど、実のところ本当にそんな子がいるとは思っていなかったので面食らってしまった。「ごめんね。他所の子にお金をあげることは出来ないよ」と言うと、その男の子は何も言わずに去っていった。

年の頃なら小学校4年生くらい。パッっと見だと悪い子には見えなくて、どこにでもいる小4男子だった。

そばで見ていた夫が「なんか意外だった。怒らないんだ? どやしつけてやれば良かったのに」と言った。

私はどちらかと言うと、他人の子も叱っちゃうタイプのうるさい大人だ。だけど、それは「うちに遊びに来てくれた子」とか「近所の公園にいる子」限定の話。

うちに遊びに来てくれた子には「うちのルールを守れない子は、うちで遊ばせない」と厳しく言い渡してある。今のところ出入り禁止を発動した事はない。

最寄りの公園で目に余る事(年上の子が年下の子をいじめている、危険な事をしている等)があれば、容赦なく注意する。

しかし、自分のテリトリー外で出会った子どもを怒るのには躊躇いがある。その子を怒った後から、オラついた親が登場して絡まれる…なんて事が無いとも限らないのだ。

偏見込みで書かせてもらうが、ショッピングセンターで子どもを放置している親の地雷率は高いと思われる。

私はトラブルに巻き込まれるかも知れない…と言うリスクを犯してまで他人の子を叱るほどお人好しではないのだ。『サザエさん』の波平のように「バッカモーン!」で片付けば良いのだけど、現実はそう上手くいかないものだ。

夫と「あれって、けっこう成功する事もあるんだろうね。よほどガツンと叱られない限り、あの子はああやって他人からお金を貰い続けるんだろうなぁ」と話をした。

あの時「子どもを叱る」のが大人の対応だったと思う。子どもが間違った事をしてしまった時に大人が道を正してやらないと、その子は本当に悪い人間になってしまう。

叱られない子は不幸だと思う。

ゲームコーナーで小銭をねだってきた子はこれからも他人に小銭をねだり続けるだろう。そう思うと、その子が少しばかり気の毒にも思う。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
日記
スポンサーリンク
白い木蓮の花の下で
タイトルとURLをコピーしました