夫と結婚して17年。毎年、年賀状を出しているけれど出す数も貰う数も年を負うごとに減っている。
「年賀状辞めます」って人も多いし「年賀状だけの付き合いなんてくだらない」って意見も分かるけれど、今のところ我が家は年賀状を出し続けている。娘が小さい頃は写真入りの年賀状を出していたけれど、家族3人並んで写真を撮る機会が無くなった今では通り一遍の印刷した物を出している。
LINEをしていたりLINEで繋がっていなくてもスマホ世代の人達は年賀状がなくても不自由がない気がするけれど、高齢の親戚や年上の友人などは年賀状を楽しみにしている風があるので、我が家は今しばらく年賀状を出し続けることになると思う。
毎年、1枚や2枚はビックリするような報告とか楽しい報告を書き添えてくる人がいる。例えば…40歳を過ぎて出産しました…とかそんそな感じの話。
今年、我が家に届いたナンバーワン年賀状は、60歳を目前にした従姉妹が「再婚しました」って報告だった。
従姉妹は3人娘の母親で娘達が小さい頃に夫の浮気が原因で離婚している。3人娘は全員結婚して家を出ていて孫が3人。夫婦も同然の彼氏がいたのは知っていたけれど、入籍したのは知らさせていなかった。慌ててお祝いを送ったら従姉妹が電話をくれて久しぶりに話をした。
「もう娘に遠慮することも無いかな…と思って入籍した」とのこと。そして「お祝いしてくれて嬉しい」とも言っていた。
従姉妹が幸せそうな声で話をしてくれて私も嬉しい気持ちになった。「入籍していないとパートナーが病気になった時など面倒なことが起こる訳で、そういう意味でも良かったよね」って話をしたところ「ホントそれ。お互い、病気とかそう言うこと気になる年になったよね」と笑いあった。
ちなみに。優秀したのは従姉妹の結婚の報告だけど、次点は昔一緒にしたらいていた年上の同僚(友人)からのもので「86歳になりました。1度遊びに来てください」というもの。そんなお年になったのだ…とビックリしたし、今年は必ず会いに行こうと決意した。ちなみに日記を確認したところ最後に彼女に会ったののは2016年のことだ。
そんな訳で今年も年賀状が出揃ったので住所録の修正などを行った。来年も年賀状で誰かからの楽しい報告が届くと良いのになぁ…と思う。