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図書館の本と大量の馬券。

本はもっぱら図書館派だ。

学生時代は「本は自分で買って手元に置く」と言うことに執着していたけれど、実家の商売が失敗して度重なる引越しを経験してから図書館派に鞍替えした。

作家さん達は本を買ってもらわないと生活出来ないって事は承知している。出版業界の事を考えると本は出来るだけ買った方が良いに決っている。なので図書館で借りて読んで面白いと思った物は買うようにしているし「一生ついていきます」と操を立てた作家さんの作品はハードカバーで買うようにしている。

本の感想にも書いたけれど、先日『少女のための秘密の聖書』と言う本を図書館で借りて読んだ。中学生の少女が「お兄さん」と共に旧約聖書を読み解く物語。表紙絵がなんとも可愛らしくて、どちらかと言うと女性をターゲットにした作品なのだと思う。

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本を読んでいると本の間から以前借りた人が挟んだであろう馬券が1枚出てきた。

図書館の本には前の借り主の痕跡がある事が少なくない。レシートが挟まっていたり、お菓子のカスが挟まっていたり。

馬券が挟まっていたのは初めてのことだった。たぶん栞代わりにしていたのだろうな……と思って読み進めると、またしても馬券が出てきた。さらに読み進めていくと、また馬券。馬券は実に12枚も挟まっていた。そして最後のページには男性の写真入の名刺まで挟まっていた。

「競馬は男性がする物」と言う考えは偏見かも知れないけれど、男性の名刺が挟まっていたって事もあるし、前の借り主は男性なのだと思う。名刺の主が前の借り主とは限らないけれど、名刺から推察すると前の借り主は「けっこうな中年男性」だと思う。

私は彼に会う事はないだろうけれど「この本読んでどう思いました?」と感想を聞いてみたいと思った。そして自分とは全く違う趣味を持つ人が同じ本を読んでいたという事実に嬉しくなってしまった。

読書って1人でするものだけど、1人で読んでいるだけでは寂しいなぁ……と思う事がある。

まぁ、だからこそWEBに感想を公開している訳だけど、生身の人間と感想を語り合いたい時がある。その願いはまずまず不可能なのだけど、それだけに「自分と同じ本を読んだ人がいた。しかも自分とは違うタイプの人間らしい」って事を知って嬉しくなってしまったのだ。

調べていないので分からないけれど馬券は全部ハズレなのだろう。前の借り主にギャンブルの神様のご加護がありますように祈っておこうと思う。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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