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ユングフラウ 芦原すなお 東京創元社

芦原すなおの作品は、比較的気に入っているのだけど(HPに感想を上げていないけれど『『青春デンデケデケデケ』などは、かなり好き)この作品はいただけなかった。

芦原すなお初の恋愛小説ということで、期待して読んだのだけどガッカリと言ったらない。

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ユングフラウ

学生時代からつき合っている恋人とは、最近気持ちが離れぎみの編集者の翠。そんな中、突然、文芸誌から女性誌への出向を命じられる。

恋人とのすれ違いと、新たな出会い。とまどいつつも、仕事に、恋に、自分なりの生き方を模索する翠は―。直木賞作家が描く恋模様。

アマゾンより引用

感想

主人公の翠は若い編集者で、なにげに関係が盛り下がった恋人がいるのだけれど、プレイボーイと評判のエッセイストや、カメラマンに言い寄られてフラフラしたり、文芸誌で担当している小説家に寄りかかってみたりしながら「恋」について考えつつ成長していく…という筋書き。

男性の視点で読むと面白いのかも知れないけれど、同性の私が読むと「そりゃあ、ないよ」と突っ込まざるを得なかった。

一般的にはよくある話なのかも知れないけれど、主人公があっさりとセックスしてしまうところが、どうにもいただけなかった。

「いまどきの若い女性はこんなもん」だと思われてしまうと、若くはないけれど同じ女性として片腹痛いと言うか、なんと言うか。

それとも、これって普通感覚なのだろうか。だとすれば私の方が時代遅れの頭デッカチ…ってことなのかも知れない。

私とて結婚して子を産んでいる身なのでプラトニックラブが良いと思っている訳ではないし、セックスの素晴らしさも分かってはいるものの「愛している=セックス」ではなて、挨拶代わりのような…名刺を配るような気軽なセックスって、どうにも好きになれないのだ。

あえて面白いと思ったのは、主人公が担当している小説家の人となりくらいだろうか。

あの小説家は芦原すなおが自分を投影してるのではないかと思う。飄々としていそうに見えるのだけど、少し照れを含んでいるのが良いと思った。

個人的には嫌いなタイプの小説だったけれど、男性が読めば面白いのかも知れない…なんてことを、ふと思った。

ちょっと男性の意見を聞いてみたいように思う。

私は「男性作家の描く女性の恋愛」には、がっかりさせられる事が多いのだけど、その典型のような作品だった。

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白い木蓮の花の下で
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