2月5日は私達夫婦の15回目の結婚記念日。今年はめずらしく結婚記念日を覚えていた…のではなく思い出したのには理由がある。
ここ数年は夫も私も結婚記念日を忘れていることが多かったのだけど、今年はTwitterを見ていたら「10回目の結婚記念日」と言うTweetを見掛けて「そう言えば、うちもそろそろ結婚記念日のはずだけど結婚何周年だったっけ?」と日記を確認したら、今年は15回目の結婚記念日だった。
そもそも私は記念日を気にしないタイプ。その上、数字にめっぽう弱い。
例えば友人達の年齢も「自分より年下」「自分と似たような年の人」「10歳くらい上の人」「親ぐらい年上」程度の認識しかなくて年齢なんて覚えていない。
そんな訳で結婚した年もロクに覚えていない訳だけど、こんな時に役に立つのがこの日記。WEBで公開している…とは言うものの、自分自身の備忘録も兼ねていて、11回目の結婚記念日からは毎年必ず、夫のことを日記に書いているので、この1年のことも書いておくことにする。
この1年はとにかくコロナで大変だった。
夫は現在社内SEとして働いているので、この1年はテレワークだのテレビ会議だののお膳立てに忙しく、私は放課後等デイサービスで働いていて、コロナ対応等を含めて毎日なんだか忙しい。
ただ、コロナのおかげで(?)夫婦で過ごす時間がグッと増えた。
夫の会社ではコロナが流行りはじめてから「宴会禁止・昼食の外食禁止・出社する社員は時差出勤」を徹底しているので、コロナ以降、夫は早く家を出て飲み会もなく真っ直ぐ家に帰ってくるので、ほぼ毎日家族で夕食を囲んでいる。
休日は夫婦でウォーキングに勤しんでいて、自宅から徒歩で行ける範囲で歩きまわっている。
コロナ離婚…なんて物騒な言葉もあるけれど、我が家はコロナのおかげで夫婦仲がいっそう良くなった気がする。だって長い時間一緒に過ごすのだもの。仲良くするしかないじゃないか。
夫が地味な幸せを満喫してくれるタイプの人で本当に良かった。夫婦の方向性が違っていたら色々とストレスだったろうなぁ。
夫婦仲良く暮らしていけることに感謝。
15年経った今もなお、自分が結婚出来たこと自体が不思議だし、1人の人とずっと続いていることが不思議だ。夫と結婚するまで「自分は一生結婚しないんだろうな」と本気で思ってたから。
私は結婚する前の人生よりも、結婚してからの人生の方が圧倒的に幸せだ。
15回目の結婚記念日は「水晶婚式」と言うらしい。夫婦が互いに水晶を使ったアイテムを贈り合うことで、信頼関係を強める…みたいな由来があるそうだけど、正直その類のことには興味ない。
今年はめずらしく結婚記念日を覚えていたし、15周年という切りの良い数字でもあるので、ささやかなプレゼントを用意してみた。
夫は仕事に行く時にビジネスリュックを使っているのだけど、今使っているのよりも使い勝手が良さそうだな…と。これを見て、夫がどんな顔をするのか楽しみでならない。
ちなみに結婚記念日だからって特別なディナーとかそう言うことは考えていない。これは「コロナが流行っているご時世だから自粛して」って訳ではなくて、毎年そんな感じ。
来年も結婚記念日を覚えていられると良いけど、十中八九無理だと思う。