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『二月の勝者』10巻を読んで親の立ち位置を考えてみた。

家族全員『二月の勝者』と言う中学受験がテーマの漫画にハマっている。

娘は公立中学校に通っていて、我が家は中学受験の経験はない。小学校時代は途中から体操に全振りしていて、勉強よりも体操だったので『二月の勝者』の登場人物とは接点がなさそうに思うのだけど、実のところ親の立ち位置は体操も受験も変わらない。

『二月の勝者』は毎回楽しく読んでいるけど、10巻は特に思うところが多かった。

今回発売された『二月の勝者』の10巻は、中学受験直前に塾長の黒木が保護者に対して「子どもを支えるマネージャーに徹してください」と言う内容の話をする場面が印象的だった。

黒木の言い分はこんな感じ。

  • いつもニコニコ明るい親でいろ
  • 受験の結果はメンタルで決まる
  • 子とケンカするエネルギーは全てマネジメントに充てろ

「子を他人だと思うくらいの気持ちで、マネージャーとして動いてくれ」ってことなのだけど、娘が体操に全振りしている時もそんな感じだった。

体操を支える親も熱くなり過ぎちゃう人が多くて、例えば自分は素人なのに、子どもの演技のミスを指摘して注意したり、子にもっと頑張るようプレッシャーをかけまくったり、我が子と他人を較べてみたり…と、ちょっとアレな親もいたたけれど、アレな親の子ほど大会の成績が思わしくなかったり、伸び悩んでいた。

どんなに親があれこれ思ったところで、主役は子どもであって親ではない。親は子とものサポートに徹する以外にないのだ。

そして『二月の勝者』の10巻で特に刺さったのは「自分のご機嫌を取れるのは大人の特権です」ってセリフ。これは私も常々同じことを感じている。

大人にっなて自分のお金を自由に使えるようになってから、人生の難易度が変わった気がする。ゲームで例えるなら、ハードモードからイージーモードに切り替えるくらい違う。

子どもって好き勝手生きているように見えて、行動範囲もお金も自由じゃないから自分の機嫌を自分で取ることができないのだ。子ども達の辞書に「頑張った自分にご褒美」なんて言葉は載っていない。

『二月の勝者』は本当によく出来た漫画だと思う。

いつも新刊が出るのを楽しみにしているのだけど、次の巻も待ちきれないくらい楽しみにしている。娘は子どもの立ち位置で読んでいて、私と夫は親の目線で読んでいるけれど、子どもが読んでも大人が読んでも共感出来る部分があると思う。

……と。それはそれとして。今は他人事として『二月の勝者』を読んでいるけれど、娘も2年後は高校受験に直面するので、親としての心構え等『二月の勝者』からしっかり学んでおきたい。

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白い木蓮の花の下で
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