娘の小中学校区では「中学生になったら子どもだけでマクドナルドへ行っても良い」という不文律がある。
小学生のうちは「友達同志で校区外に行っちゃイケマセン」って感じだったけど、中学生になった友達同志で自転車圏内にあるショッピングセンター(イオンモール的なところ)に行くことも許可される。
娘の小学校では卒業式の日のお昼ご飯は子どもだけで「マクドナルドに行く」みたいなことが行われるのだけど、今年はコロナの影響で卒業式は縮小されていて、お昼にマクドナルドへ行った子はほとんどいなかったとのこと。
娘が子どもだけでマクドナルドデビューしたのは、緊急事態宣言が解除されてからのことだ。
子どもの自由をどこまで認めるか…ってことはご家庭ごとに違っているので、地域ごとに不文律のようなものがあったとしても、それより厳しい家もあれば、もっともっと甘い家もある。そこは家庭の方針ってヤツなので、どれが正しいとか正しくないとかって話ではない。
先日、娘より1歳年下の女の子がいる隣の中学校区のママ友から「中学生ってどんな感じ?」って質問を受けたのだけど、隣の小中学校区の子ども達と、娘の通う小中学校区の子ども達の様子があまりにも違うことに驚かされてしまった。
隣の小学校区では、卒業式の夜に子どもだけで19時半に集合してワンカルビで打ち上げをしたと言うのだ。
……その時間設定、お父さんの飲み会ですやん?
隣の小中学校区は荒れている校区だとは聞いていたけれど、そこまで酷いとは思ってもみなかった。打ち上げに参加した子達が帰宅しとたのは午後22時前だったとのこと。
学区によってここまで雰囲気が違うとは!
子どもの自由をどこまで認めるのか…ってところは親として難しいところではあると思う。いつまでもガチガチに管理していたら大人になって困るだろうし、そうかと言って自由過ぎるのはも困りもの。
ただ、やっぱり私は小学生が19時時集合でワンカルビは嫌だな…って思ってしまう。ママ友の話を聞いて「地元の学校に通わせるのが嫌だから中学受験をさせます」って言う親の気持ちが初めて理解できた。もしも私達が隣の小学校区に住んでいたら、中学受験を考えていたかも知れない。
私の感覚からすると衝撃的な話だったのだけど、隣の小中学校区の人達からすると、娘の小中学校区の雰囲気の方が異常に感じるのだと思う。
……こういう感覚って地域によって違うのだろうなぁ。
保護者がOKを出しているのだから、他人がとやかく言えるような話ではないけれど、なんだかちょっと考えさせられてしまった。