保育士試験が終わって、少しずつ日常生活を取り戻している。
先日、夫に「保育士試験は本当にしんどかったんだけど、インテックス大阪は海の側にあるから海見てすごくテンション上がったんだよね。もう問題集とか見ずに、電車の窓からずっと海を見てた」みたいな話をしたら「それ……かなりアカン感じやん。ちょっとヤバイし気分転換した方がいいよ」と言われてしまった。
自分では自覚がなかったけれど、自分が自覚している以上にストレスが溜まっていたように思う。
実際、試験当日に問題集等に目を通さずに「海を見てた」とか、かなりヤバイ人感がある。
思えば保育士試験が近づいてきてからは、仕事と家事と筋トレと勉強しかしていなかった。
勉強に集中出来なくなった時は、録画していたアニメ等をちょっと観たりもしていたけれど、身の回りに目を向ける余裕がなかったし、仕事と買い物以外のお出掛けなんて、とんとしていなかったのだ。
そんな訳で地元の山にある神社までウォーキングに行ってきた。
今年は神社に行くたびに「保育士試験に合格しますように」とお願いしていたので、報告をしたかった…ってこともあったけど、日常生活からかけ離れた景色が見たかったのだ。
神社は自宅のある地域からすると、グッと田舎びた雰囲気で、古い民家が多く、神社は坂道を上った場所にあって、大阪平野が綺麗に見える。
紅葉にはまだ早い感じだったれど、気の早い葉っぱは色付いていたし、参道には銀杏の黄色い銀杏の葉はが落ちていて、初秋の景色を堪能することが出来た。
神社でお参りをして、境内のベンチに座ってぼんやりして帰ってきただけなのだけど、猛烈にリフレッシュしたのを感じたし「頑張るのは素晴らしいことだけど息抜きも大事だな」と、つくづく思った。
保育士試験の勉強に励んでいる時は、毎日が刺激的で充実していたし、それはそれで楽しかったけれど、やっぱりしんどさの方が勝っていたのだ。
家の片付けをしたり、近場なりとも外出したりして、自分を取り戻しているのを感じている。保育士試験の結果次第では、ふたたび勉強の生活に突入するのだけど、ひとまず結果が出るまでは日々の暮らしを楽しみたいと思う。