コロナウイルスの流行により緊急事態宣言が出されたこのタイミングで実母が入院&手術することになった。
今回の入院は命に関わるような類のものではなく、手術も30分から1時間程度で終わるとのこと。病気自体は深刻ではないものの、よりにもよってのタイミングで笑うしかない。
ご存知の方もおられるかと思うのだけど、コロナウイルスの感染対策として、どの病院でも家族の面会を禁止している。メンタルの弱い実母にとって、これはけっこう厳しい状況。
実母は毎回、入院するたびにワガママ三昧。この日記にも何度か実母の入院のエピソードを書いているけれど「見舞いに来る回数が少ない」「見舞いに来てもすぐ帰る」と不平不満を言いまくったあげく、ある日突然「退院するから迎えに来て」と連絡を寄越すなんて朝飯前。我が親ながら、なかなかの控えめに言ってワガママ婆さんだ。
今回、入院するにあたって「面会禁止だから会いに行けないよ」と言っているのに、最初のうちは「そうは言っても大丈夫じゃない?」と言っていて、説明するのに骨が折れた。
実母はコロナウイルスが流行りはじてめてからの日本の状況を理解していないのか「入院してる時はアレがあると便利だからウエットティッシュ買ってきて」とか言い出す始末。
ウエットティッシュなてん見たこと無いんですけど!
……たまたま、入荷のタイミングに行きわあせてね小さめのパックを1つゲット出来たので持って行ったら「1個じゃ足りないかも。どうして2つ3つ買ってきてくれないの?」ときたもんだ。むしろ1つ買えたことの奇跡に感謝して欲しい。
もう入院の荷物を作るだけで疲れ果ててしまった。
実母には悪いけれど「面会出来ないのは私にとってラッキーだったのかも知れない」とさえ思う自分がいる。
とりあえず木曜日は仕事の後、入院の付添。金曜日は手術の付添と、緊急非常事態宣言に落ち込むどころではなくなっている。
とりあえず目の前の入院と手術。それ以外のことは、入院と手術が終わってから考えていきたいと思う。