180度開脚が出来るようになったのを機にスタートした筋トレ生活。「どうせすぐ飽きるに決まっている」と思っていたけど、意外とコツコツ続いている。
自慢にもならないけれど、私は生まれてこの方、真剣な気持ちで運動に取り組んだことがない。
スポーツなんて大嫌いだし、運動会もマラソン大会も嫌いだった。体育会系の部活は未経験。私の47年間はヲタク的陰キャ生活だったと言っも過言ではない。
そんな私に到来した筋トレブーム。
そもそもストレッチは娘が体操を辞めたので「体操辞めてもストレッチくらいは続けて欲しいな」と言う気持ちからスタートした。
私がストレッチをしていると、案の定娘が上から目線でアドバイスしてくるので、娘もなんだかんだ言ってストレッチから離れられない…と言う具合。
筋トレについてはNHKの『みんなで筋肉体操』とTVアニメ『ダンベル何キロ持てる?』あたりに触発された部分もある。
もちろん、それまでに娘の筋トレとか、体操選手の筋トレなんかを横目でみていて興味が湧いた…」ってところがベースになっている。
実際に筋トレをはじめてみて思ったことは「筋トレは意外とヲタクに向いている」ってことだ。
筋トレと一言で言っても、目指すところが色々あるけど、私の場合はニワカでしかない。ジムに通う訳ではなくて、腹筋ローラーとダンベルを使って自宅でゆるっとたしなむ程度。
一般的なスポーツと違って体育館や教室に通う必要が無いのが嬉しい。
他人に気兼ねすることなく、やりたいときにやりたいだけ。
しかも昨今はユーチューブ等で筋トレ法の動画をアップしている人が多いので、パソコンでちょっと調べれば自宅で出来る筋トレ法がわんさか出てくる。
そして…筋トレをしていて何より楽しいのは、努力と成果が比例するってことだ。
世の中は不公平に出来ていて、努力が必ずしも報われるとは限らない。
芸術系の事は特にそうで、残念だけど持って生まれた資質が残念だと、努力をしてもイマイチ成果に結びつかない。
筋トレも高みを目指すのなら「持って生まれた資質」は必要だと思うのだけど「ほとほどに筋肉を付けたい」ってところを目指すのであれば、努力と成果は比例する。
出来なかった腕立て伏せが出来るようになり、持て余したいたダンベルが余裕で持てるようになっていくのは単純に嬉しい。
今の目標は綺麗な腹筋を作ること。
シックスパック…とまでは言わないけれど、だらしない中年のお腹から脱出したいと思っている。
「4週間で誰でも出来るようになる」と言う謳い文句の180度開脚は4ヶ月かかったので、綺麗な腹筋も人より時間がかかる気がするけれど、長期計画で取り組んでいきたい。