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中国をあまり好きじゃなかった日本人が感じた中国。

長々と書き連ねてきた中国旅日記。

とりあえず時系列でザーッと書いてみたもものの、まったくもって書き足りない。

旅行に行くまで、私は中国に大して良いイメージを持ってしなかった。

私は子どもの頃は西遊記を読み、書道を習い、三国志にハマり、パール・バックの『大地』に感動したり、中国映画も散々観てきたベースがある。

しかし、残念ながら日本はお世辞にも中国と仲が良いとは言い難い。

日本にいると中国や韓国って悪い話ばかり耳に入ってくるので、心のどこかで中国を嫌う気持ちがあった気がする。

だけど、中国を旅したいまは「機会があれば中国に行ってみたい」とまで思っている。

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中国に行って感じたこと

今回は中国旅行を通して感じたことをいくつか書いておこうと思う。

中国旅行と言っても3泊4日の旅。しかも北京しか行っていない。

中国は広い国なので地域によって全然雰囲気が違うと思うし、私の感じた事が中国のすべての地域に当てはまる訳じゃない。

東京を訪れた外国人が日本を語るようなトンチンカンな話になるとは思うのだけど、中国の一面と言うことで受け止めて戴けると幸いです。

あっちもこっちも工事中

建設中のビル

中国はとにかく高い建物が多い。

高層ビルは日本の方が凄いと思っていたけれど、スケール感が全く違う。

中国人旅行者が東京に来て「思っていたより田舎だった」と言う理由が分かる気がした。

北京市が凄いのは当然としても、北京市から離れた場所でさえ巨大クレーンが稼働していて「そんな高い建物ばっか建てて、住む人いるの?」と心配になってしまった。

高層ビルが何本も立ち並んでいる光景は実に壮観。

空気が悪いのはガチ

北京市の様子

もの凄い勢いで都市開発をする…となると、漏れなくついてくるのが環境問題。ナウシカがいたら憤死するレベル。

そもそも空港に降り立った時点で変な匂いがする。変な匂いというのは植物由来のものではなて、工業的と言うか薬品的と言うか…人工で作った嫌な匂いだ。

3泊4日の旅の間で青空が見えたのはわずか1日。それ以外の日はいつもどんより曇っていて、太陽の光が弱く感じた。

経済格差が凄い

中国はご存知の通り、社会主義国。

社会主義の国り人達は「みんな同志。みんな平等」と言うことらしいのだけど、経済格差は半端ない。

中国のハーゲンダッツ

中国のハーゲンダッツ

1個700円のハーゲンダッツをオヤツに食べる富裕層と、電気自転車で引っ張るリヤカーで街を爆走している庶民は同じ国に住みながら、別の人間って感じがした。

中国人のガイドさんによると「昔に較べたら中国は豊かになりました」との事だったけど、日本人の私からすると首を傾げずにはいられなかった。

ただ、日本と違うのは富裕層も庶民も日本人よりも勢いがあって元気だってこと。

お金持ちはお金持ちなりに。貧乏人貧乏人なりに。

街中に生命力が溢れているように思った。

IT化凄い!

地下階の券売機

地下階の券売機

中国は電子決済が進んでていると聞いていたけど、実際、日本以上に進んでいた。

自動販売機は基本的に電子決済。小さな個人店でも電子決済を取り入れていたりする。ただしクレジットカードは使えない事が多い。

中国に行くまでに読んだブログには「中国では現金が使えない店が多いから銀嶺カード(プリペイドカード)を作れ」と書いてあったので、銀嶺カードを作って行ったけれど、庶民の店ではカードよりも現金が強い印象。

中国の電子広告

中国の電子広告

電子広告も進んでいて、特に地下鉄に乗ってい時に、車窓を映画のように電子広告が流れていったのには驚いた。写真は普通の電子広告。北京市内のいたるところでテレビCMが流れている感じ。

そして前の日記にも書いたけれど、高齢者もスマホを使いこなしていることに感動した。

富裕層なら分かるのだけど、田舎から出てきた風のバス旅行の高齢者がスマホを使いこなしているのだから恐れ入る。

たぶん、中国のSNSに投稿するのだと思うけれど、高齢者も「映え」を意識して、街のそここで自撮りしまくっていた。

顔面格差も凄い

中国の街を歩いていて感心したのは「ハッっとするような美人が多い」ってこと。

特に観光地に行くと「あれっ? この娘はさんはコスプレイヤーなの?」と思ってしまうような、ファンタジックな格好をしている美女に出会う事がある。それこそ「アニメから出てきたような」って感じの美人さんなのだ。

彼女達はその辺の露天の売り子さんだった。フランクフルトとか、バナナとか売ってたりする。美人が売り子をした方が、売上げも上がるよな…と感心した。

インターネット上でも、たまに「奇跡的な美少女」みたいな中国人が話題になる事があるけれど、今まで「どうせ加工技術の勝利でしょ?」と思ってた。

中国の美女。加工の人もいるかもだけどマジ凄い。リアルにいた! しかも女優さんじゃなくて、フランクフルト売ってたり、レジ打ちしてたりする。

「そりゃあ、こんな美人が本気出したら国も傾きますわ…」と納得してしまった。

中国は国土が広く、他民族国家で混血が進んでいる分、美女が生まれやすいのかな…なんて事を思ったりした。

健康大好き中国人!

中国人は健康大好きみたい。

日本人も健康大好きだけど、中国人の方が熱心な気がする。

野菜料理が多いのもそうだし、中国茶好きなのもそうだ。北京市内では自分の好みのお茶を入れたマイボトルを持っている人が多かった。

公園にはトレーニング設備が目立ち、なんだかんだと身体を鍛えている人の姿が目立った。

当然ながらサプリとか健康食品も大好き。ヤクルトもR1ヨーグルトもある。

テレビを見ていると「これ、日本でも似たようなヤツ売ってる」みたいな「膝に効く」とか「血糖値が~」みたいな健康食品だのサプリだののCMがバンバン流れていた。

ツアーだったので、途中で翡翠を売る土産物店に連行されたのだけど「中国人は翡翠を健康のために身に着けます。ブレスレットにしてツボを刺激すると健康良いのです」みたいな説明を受けた。

「翡翠が健康に良いだなんて、売りつけるための作戦だな…」と思ってたのだけれど、翌日地下鉄に乗ったら、若いOLさんが翡翠のブレスレットをしていて「中国人は本当に翡翠を信じているのだなぁ」と感心した。

人のことは気にしない中国人

中国の街を歩いていてビックリしたことの1つに「平日でも小学生が遊びまくっている」ってことがある。

日本では「学校を休ませてディズニーランドに行くのは是か非か」みたいな問題が大手小町なんかで熱い議論が交わされるけれど、中国人はそんなの全く気にしていない気がする。

どこの観光地に行っても「学校休んで遊びに来ました」的な小学生が沢山いた。

その一方で、勉強熱心な人達もいて、英語塾や進学塾も沢山あった。

北京市内の英会話スクール

北京市内の英会話スクール

特に富裕層の行くショピングセンターには「駅前留学」的な英会話スクールがあって、平日からけっこうな人が入っていた。

私は日本で暮らす日本人なので「学校を休ませてまで娘を旅行に連れて行く」なんて事はしないけれど「人のことなんて気にしない」って空気は、ちょっと良いな…と思ってしまった。

中国人のエリート教育

中国は体操とか雑技が有名だけど、北京市内には体操エリートが通う学校があった。

私は春まで娘が体操を習っていたこともあって、体操に関してはちょっぴり敏感。

たまたま体操エリート学校から子ども達がバスに乗ってどこかに出掛ける場面に遭遇したのだけど、全員ビックリするほど良い身体してる!

中国人ガイドさんの話によると、体操や雑技の学校に通う子達は、家系を調べ上げて3代前までチェックされるとのこと。

世界的にみると「小さい頃からエリート教育が必要な競技・芸術」の場合、社会主義国が強い傾向にあるのも、なるほど納得。

バスに乗り込んでいった子達は、小さいながらもプロの顔をしていた。そりゃ、強くなりますわ…って話。

恐るべし中国

中国を旅行してみて強く感じたのは「中国って怖い国だ」ってこと。

今まで私は中国のことを「しょせん新興国でしょ?」くらいに思っていて、中国が凄い勢いで成長している事を知らなかった。

  • とにかく国土が広い
  • 物凄く人間が多い
  • お金持ちも貧乏人も元気一杯
  • 社会主義国なので方針決まったら一直線に進んでいける

……これって、すごく怖いことだ。

うかうかしていたら、日本はアッという間に中国に追い抜かれてしまいそう。

観光客として見た中国人

国と国との関係云々は置いといて。

中国を旅して思ったのは「中国人、意外と親切だな」ってこと。

土産物店に行けば、ガッチリマークされるし、とんでもない値段で物を売りつけようとする商売人もいる。真偽の分からない物を売ろうとする店もあるので、騙されないように注意は必要だけど、必要以上に怖がることはない。

中国人は基本的に声が大きいのでビックリするけど、怒っている訳ではないみたい。

むしろ、日本人観光客がモタモタしていても「…まったく日本人観光客はしょうがねぇなぁ」みたいな感じで受け入れてくれる。

私は今まで「中国ってちょっと嫌だな」って思っていたけど、よくよく考えてみれば中国人のママ友は礼儀正しい良い人だ。

どこの国にも、良い面と悪い面がある。

私がこの旅行で見たのは中国の良い面ばかりだったと思うのだけど、中国のことを好きになったし、中国についてもっと知りたいと思った。

スケールが大きくてエネルギッシュな国、中国。機会があれば訪れてみたいと思う。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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