読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

高橋真琴の原画展に行ってきた。

記事内に広告が含まれています。

先日、1人で『~カワイイ乙女アートの世界~ 高橋真琴の原画展』を観に行ってきた。

以前『世代を越える高橋真琴。』と言う日記にも書いた事があるけれど、私は高橋真琴の絵が大好きだ。日本でお姫様のイラストを描かたら彼の右に出る人はいないと思っている。

義母の救急車騒ぎがあったばかりで、遊びに行く時間があるなら、義母の見舞いに行くべきなのだろうけれど、こんな時だからこそ気分転換をした方がいいかな…と、娘と夫を送り出してから午前中の時間を使ってサクッっと行ってみた。

「サクッっと行ってみた」なんて控えめに書いたけれど、実は初日の開幕ダッシュ。

土日はサイン会等もあるため混み合ってゆっくり観られないかも知れないと思い「空いているうちに観てこよう」と言う作戦。予想通りゆっくりと楽しむ事が出来た。

原画展の感想は…と言うと「可愛い」以外の言葉が思いつかない。子どもの頃、絵本や塗り絵で親しんだお姫様達のイラストの原画もあったりして、懐かしい気持ちにさせられた。

百貨店の催し物と言うことで、作品数は少なめ。そして何より残念だったのが、額がキチッっと飾られておらず、斜めになっている額が沢山あったって事だ。

開催日初日の開場すぐの時間帯だったので「来場者がうっかり手を触れて曲がった」のではなく、最初から斜めに飾られていたのだと思う。

せっかくの作品が大切に扱われていないような気がして残念でならない。また、オープニングだと言うのに、写真撮影をしているスタッフがいたのもどうかと思う。

写真撮影をしている間、作品は写真スタッフが占拠していて客が来ても避けようともしなかった。「ちょ…それはお客が来る前にしておこうよ」と微妙な気持ちになってしまった。

物販メインの催し物なのだろうけれど、作品に対する敬意がなさ過ぎると思う。

ちなみに。物販コーナーは力が入っていて、どれもこれも素晴らしかった。

私もポストカードと娘のお土産に、お名前シールを購入した。今回はTwitterの入場無料サービスで観せてもらったので、その分ガッツリグッズを買う予定だったのだけど「可愛い~」と思うものの、私が欲しいと思えるようなグッズが無かったのは残念だった。

クリアファイルとか、マスキングテープなんて買ったって使わないもの。購入したポストカードは友人に送ろうと思っている。

高橋真琴の作品が可愛い事に間違いはなかったけれど、展覧会としては正直イマイチだった。

「なんかイマイチだったし、このままの勢いでピカソ展も行っちゃおうかな…」と言う考えが一瞬頭をよぎったのだけど、高橋真琴の作品を楽しんだ気持ちだけを持って帰宅した。

百貨店の展覧会が悪いとは思わない。

今までも何度か百貨店系の展覧会には足を運んでいるけれど、素晴らしい展覧会も多かった。今回のようにスタッフの愛情や情熱が感じられない展覧会の方が珍しいと思う。作品が素晴らしかっただけに残念だな…と思った。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
日記
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました